エジプト:同胞団は政治的解決への道を探り、動員により駆け引き
2013年08月27日付 al-Hayat 紙
昨日のカイロのある市場
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■エジプト:同胞団は政治的解決への道を探り、動員により駆け引き

【カイロ:ムハンマド・サラーフ】

昨日(26日)エジプトのムスリム同胞団は、二つの路線を行くことが明らかになった。政治的解決への可能性を開きつつ、政権に圧力をかけるべく、通りに人を大量に動員し続けるということである。なお、治安関係筋の方は先週、同胞団への締め付けを厳しくし、同胞団側が「行程表」に参加することと引き換えに、指導部の一部を釈放するという譲歩を呼びかけている。

同胞団とその政治部門である「自由公正党」は今度の金曜「勇決の金曜」というスローガンの下、大規模なデモを行おうとしている。それは同胞団の動きをまひさせ、組織のメンバーと指導部のコミュニケーションを絶つべく、同胞団員の拘束という作戦を続けている暫定政権に圧力をかけるためのものである。そして昨日、政治的解決に向けた案についての話が再びシーンのトップに戻ってきた。

ムルスィー解任後の政治的危機解決のための二つの案が、昨日明らかになった。そのうちのひとつは複数の政治関係者が打ち出したもので、同胞団に暴力の放棄とデモの中止を呼びかけ、その代わりにメンバーの逮捕をやめ、暴力行為に関わっていない者については釈放し、政治的な解決策に至る機会を作るべく平穏化を宣言するというものである。

もう一つの案は、同胞団と同盟関係にある「イスラム集団」および「ジハード団」のメンバーが明らかにしたもので、交渉への準備段階として、デモを中止する代わりに、治安関係筋が(拘束、逮捕という)攻撃をやめることを求めている。しかしながら「イスラム集団」のスポークスマンによると、ムルスィーを支持する「正統性支持連合」は「クーデターの行程表」の下にある案はいかなるものであろうと受入はしないということだ。

「イスラム集団」のある指導者は本紙に対し、次のように語った。ムルスィーを支持する同盟の指導層には、諮問議会の前議員もいるが、彼らはある案の作成に専念している。それは、デモと抗議行動をやめることと引き換えに、治安関係筋の攻撃の停止、およびデモに参加したということで拘束されている者の釈放を要求する。政治的対話がやってくるのはその後だということである。

「ジハード団」の指導者であるムハンマド・アブー・サマラの話としてAP通信社が伝えたところによると「ジハード団」と「イスラム集団」が協力して作成している案は「その中にはレッドラインはない」ということである。またこの人物によると「私たちは交渉への道を探っている。殺害と逮捕の最中、私たちの首にナイフが突きつけられている状況で交渉することはできないが。私たちは軍との流血の対決を避けるべく努力する」ということである。そしてムルスィーの復職なしに交渉を受け入れるかという問いに対しては「権力の座よりも血の方が大切である」と答えた。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:八木久美子 )
( 記事ID:31275 )