警官の自殺増、カウンセラー増強が急務
2013年08月29日付 Zaman 紙


警察総局は、主に自殺の増加を理由として、警察官にメンタル面でのサポートを与えるため、テロ犯罪と(デモなどの)社会的事件の多い17の県と11の警察学校に心理カウンセラーを任命した。

イスタンブル警察局に任命された5人の心理カウンセラーへの需要は期待されていたよりはるかに多かった。短期間で3000人以上の警察官が心理カウンセラーと面会したという。

約4万人の警察官が働いているイスタンブルでは、警官8千人に対し1人の心理カウンセラーが診療している。
心理カウンセラーに面会の申し込みをした警察官は、専門や家庭のことについてサポートを得ているという。主に、労働条件の面で困っている警察官らは、仕事の大変さが家庭にも影響していると言っているという。

イスタンブルでは、警察官たちがあまりにも心理カウンセラーを必要としているため、このシステムはほとんど機能しないほどの状態になったという。いかなる心理カウンセラーであろうとも、これほど多くの人に対しきちんと診療することはできないという。警察組織においてここ数か月間に連続して自殺が発生しており、3か月で13人の警察官が自殺している。

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( 翻訳者:菱川大喜 )
( 記事ID:31293 )