イスタンブル・ベイオールの危険ビル、崩壊
2013年09月13日付 Hurriyet 紙


イスタンブル市ベイオール地区で崩落の危険性があるとして行政警察によって内にいた人が退去させられた4階建てのビルが、退去の5時間半後に崩壊した。

事件は、カスムパシャ地区バフリエ通り80番で(昨日)22時半に起こった。

伝えられた情報によると、ベイオール行政警察に属するチームが昼頃に市内を巡回していた際、仕事場として使われていた4階建てのビルから石が落ちてきたのに気づいた。建物の中に作業場をもっている人々に警告した行政警察のチームは状況をベイオール区科学捜査局へ伝えた。ビルを調査した科学捜査局の職員はビルが崩落する可能性があるとした。ベイオール行政警察は建物内で働いている人たちにビルから出る必要があることを伝えた。人々がビルをあとにしたのち、17時以降警察のチームがビルの周囲に防護壁を設置し安全策をとった上で監視を始めた。

ベイオール行政警察のチームが、予防措置の目的で監視を続けていたビルは、中から人が出てからおよそ5時間半後に轟音をたてて崩壊した。とられた予防措置のおかげで死傷者は出なかった一方、ビルの前に駐車してあったミニバスが物的損害を被った。周辺に住む市民は、ビルの中に人がいたかもしれないと思い、警察、消防、救急チームへ知らせた。現場へ駆けつけたチームは、行政警察のチームから状況に関して事情聴取を行ったのち現場をあとにした。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:31434 )