7名死亡のバス追突事故、一部乗客は心配して降りていた
2013年09月20日付 Zaman 紙

アフヨンカラヒサルで7人が死亡、26人が負傷した事故で、バスの速度超過を理由に何人かの乗客が不安を訴え、何人かアフヨンカラヒサルのバスターミナルで降りたり、前から後ろの方の席に移動したりしていたことが明らかになった。町を出発して1時間後に発生した事故は速度超過と運転手の睡眠不足が原因であるとみられている。

ヤロヴァを昨晩 午後8時に出発しアンタルヤに向かったメティン・アジャルの運転する長距離バス は、アフヨン・カラヒサル県にあるクズル・オレン郡ジャンクションに来たところで ムスタファ・Y氏の運転するトラックに後ろから衝突した。衝突の後トラックの荷台がバスの左側に約3mめり込んだ。

大勢の犠牲者の出た 事故現場には何台もの救急車、事故対応組織の車両、民間救急チームが派遣された。乗客たちはバスの中から苦労の末に運び出され、病院に搬送された。しかし6人が現場で、1人が搬送先の病院で死亡が確認された。亡くなった6名の大半はバスの左側に座っていたとみられる。事故後に治療を受けている負傷者らは、運転手が睡眠不足で、速度超過であったと語った。

負傷した乗客の一人のムスタファ・ウズンさんは、バスがあまりにスピードをだすので何人かの乗客が事故を心配して後方の座席に移動したと述べた。ミュゲ・ウチャルさんも何人かの乗客がアフョン・カラヒサルのバスターミナルで降りてほかのバスに乗り換えた と述べた。メラル・ギュルオールさんは「事故の前にも1,2回事故を起こしかけていた。バスは左右に揺れていた。そのバスのせいで私の娘は足をけがした」と述べた。乗客の1人のエリフ・ジャンベックさんも「バスの真ん中に座っていた。事故の時にはほとんどの人が生きるか死ぬかだった。バスから祈りの声が上がっていた。バスは、スピード超過だったと思います」と述べた。

ネヴィン・ブルカイさんも事故の時に起きていて、助手が運転手に頻繁にコーヒーを手渡していた、と言った。セヘル・ナズ・アラチュさん、スュレイマン・ヤヴズさん、テンズィレヤヴズさん、デヴリム・ヤヴズさん、ウナル・アクテュルクさん、オネル・カヤさんは現場で、アリ・デミレルさんは搬送先の病院で亡くなった。以前死亡者と報じられたチャウル・ゼルさんについては治療が続けられ、容体は回復したと発表された。事件に関連して大規模な捜査がはじめられた 一方、事故の際に居眠りをしていたとみられているバス運転手のメティン・アジャルは治療中で、状態は回復しているという。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:菱川大喜 )
( 記事ID:31489 )