エジプト:巡礼団の第一陣が出発
2013年09月22日付 Al-Ahram 紙


■今日ブルグ・アラブ空港から巡礼団の第一陣が出発

【本紙】

今日(22日)、聖地への巡礼者を運ぶ最初の飛行機が、アレクサンドリアにあるブルグ・アラブ空港を出発する。アレクサンドリア県とマトルーフ県の抽選で選ばれた260人が巡礼の旅に赴く。一方、明日(23日)には520人の巡礼者を乗せた2便が、あさって(24日)には2県からの745人を乗せた3便が出発し、すべての便がメディナ行きである。

エジプト航空社長のパイロット、フサーム・カマール氏は、カイロ空港発の便は次の水曜日に出発し、ミヌーフィーヤ県の巡礼者575人を3便で運び、木曜日にはブハイラ県の666人の巡礼者とギーザ県とカファルアルシェイク県の社会連帯省の752人を3便で運ぶ。金曜日にはブハイラ県とミヌーフィーヤ県の残りの巡礼者465人を4便で運ぶと述べた。

エジプト航空社長は巡礼者に対し、健康証明書の携帯と荷物の個数の遵守を求めた。荷物は2点で、荷物ひとつあたりの重さが23キロを超えないようにする。また往復出発予定時刻を守るために、出発時刻の少なくとも3時間前までに空港へ着くことも求めた。

また郵政局長のアシュラフ・ガマールッディーン博士はサウジアラビアの当局者との会談後に、巡礼者の小包と手荷物の運送サービスであるナイル・エクスプレスエジプトがサウジの間で推進、実行されており、これは巡礼客に最大の安心と安全を提供するものだと述べ、その結果として巡礼者はすべての携行荷物と購入品を不安無く最小限のコストで発送できると続けた。また同氏は(その場合)巡礼者はサウジアラビアの郵便局に行き、小包と荷物の発送に関する手続きをする必要がある、とした。

一方、行政問題部門担当内務大臣補佐兼エジプト巡礼団最高執行責任者のムスタファー・バディール少将は、今年は、一ルートでの旅程が決定されており、巡礼者の半分は往路はメディナ空港着、帰路はジッダ空港発、もう半分は往路はジッダ空港着、復路はメディナ空港経由となると説明した。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:田村颯 )
( 記事ID:31515 )