エルドアン首相「党内にも裏切り者がいた」―9.30の「民主化法案」発表を前にスピーチ
2013年09月29日付 Hurriyet 紙


エルドアン首相は、1982年憲法改正の試みの際、多くのねじれたことが起こったと述べ、野党についても憲法改正の試みに一貫性を欠いていたとして批判した。

エルドアン首相は、パムッカレ大学で行われた、自身への名誉博士号授与式で演説を行った。

■党内から3人が造反

エルドアン首相は、「多くのねじれたことが起こった、もちろん。政党の解党はできない。これに私は断固反対だ。26条に及ぶ憲法改正案パッケージのうちの1条も、政党解党条項の廃止だった。非常におもしろいことに、野党はみな私の意見に反対した。党内から3人が造反し、330票には届かなかった。そうでなければ、政党解党は過去のものとなっただろう。苦痛を訴えながら、改正に反対しているのだ。私は常に言っている、法人が罰されることは決して正しくないと。自然人は罰せられる。罪を犯した者が誰であれ、その者を裁け。それが党首であれば党首を、議員であれば議員を。牛車の替わりに車輪を罰するようなことがありうるだろうか?昔は戦車や砲弾が罰せられたと我々に説明されたものだ。その戦車を使えなかった、もしくは誤った使い方をした者が罰されるべきである。(現状は)法人を罰している。自然人を罰するのではなく。政党組織の解党は完全に間違っている。これらは過去のものとなるべきである。我々は枷を外して投げ捨て、多くの妨害と向き合った。妨害にとらわれることなく、後退せずトルコの必要なステップを踏み出した」と述べた。

■社会が代われば新たな民主改革が必要となる

エルドアン首相は、改正は変化の1つの段階であると述べ、 民主化のステップが続くと述べた。エルドアン首相は次のように続けた。「これは我々のプロセスである。最終地点には到達していない。いかなる時も最終地点とはならないだろう。経済が成長し、世界が変化すれば、適合が必要となる。1960年代、トルコ人の兄弟たちは、ドイツへ行くと、違う空気とともに帰ってきたものだ。私の兄はノートを、光沢紙のノートを持ってきた。私は興味深い試みを行った。最高級紙で作られた本の類は見たことがなかった。学校でコピー機でコピーし、上級生に売って欲しいと頼んだが、彼らは売らなかった。今、我々はその経験を新たな世代にはさせまいと言い、しかもそれだけでは十分だと思っていないのだ。もはや電子黒板やタブレット端末の時代だ。そのために必要なのがこれだ。社会の変化に従って新たな民主改革が必要となるのだ。トルコがまったく時間を無駄にすることなくあらゆる改革を行うことができるならば。我々の党には326人の議員がいる。野党は全部で220人だ。我々の苦痛は、ブドウを一緒に食べようと言っているのに、いまだに邪魔ばかりされることだ。さあ、その憲法を作ろうと我々は言っている。妨害を受けたのはとても理に適わない個所だ。これらを乗り越えよう。どれほどのことを行ったことか。60条項から61条項となり、今59条項に減った。59の条項に4者合意があるかといえば、あるのだ。15日間で取り除こうと言うが、これにも彼らは歩み寄らない。何かをすることを望まず、御託を並べることは簡単だ。」

■新たな世代のトルコ

「月曜日(9月30日)に発表する新たな民主化パッケージでトルコに異なる風を吹き込む。社会の平和を強化する。兄弟の絆をより強固なものにするステップを踏み出す。以前のあらゆる改革のように、この民主化パッケージが経済に非常に有効な影響をもたらすことを期待している。さらに、我々の力が増加することを信じている。同様に、民主主義もこの民主化パッケージでさらに力を獲得し、社会の平和や我々兄弟の絆がさらに強化されることを信じている。

この民主化パッケージは、特定の部分のみのもの、特定の被害者のみのものではない。7600万人が平等に満足を得る法案となるだろう。ほとんど生きている生命体のようなこの改革のプロセスにおいて、この法案は非常に重要な段階となり、新たな機会にも基礎を整えるだろう。さらには、この民主化パッケージは、コンピューターの概念で言えば「新世代の」トルコを出現させると信じている。改正を、変化を、そして進化を、決して恐れまい。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:31560 )