アククユ原子力発電所工事、遅延?
2013年10月09日付 Hurriyet 紙


メルスィン県アククユでの建設が計画されているトルコ初の原子力発電所の建設日程に遅延が発生しているとの疑いがある。同問題に近い情報筋は、2019年に同発電所が稼動する可能性は低いと明らかにした。

ロシアによる建設が計画されているトルコ初の原子力発電所の建設において、計画日程が遅れていると報告された。

メルスィン県アククユにてロシアのロサトム社により建設予定の初の4800メガワット級原子力発電所が2019年に稼動する可能性が低いことが明らかになった。ロイター紙の同問題に近い関係筋に基づく情報によれば、原子力発電所の稼動は2020年になる。

アククユ原子力発電所建設は計画日程によれば2015年中頃に開始され、2023年に原子炉4機が電力生産する計画である。

ロサトム社により作成された環境報告書が環境省により受諾されねばならない。同社は9月に環境報告書を同省に提出することができた。報告書の提出は、もっと前に行われることが期待されていた。

■ 原子炉の生産に向け報告書の受諾が待たれている

環境省から報告書の受諾がない限り75-80億ドルの原子炉を建設するアトムストロイエクスポルト社はその開発に着手できない。

同問題に近い関係筋は、受諾プロセスが11月末に実現するだろうと明らかにしている。

英国シンクタンク機関Royal United Serviceの専門家アーロン・スタイン氏は、原子力発電所建設において最大の遅延リスクがお役所的プロセスによるものであると述べた。同氏は、 「2016年に建設開始になると想定しても、原子炉1機を製造するのに3年、4機を同時に製造するにはしめて7年かかるでしょう」と述べた。

トルコの電力消費は、昨年5%増で2420億キロワットアワーにまで増加している。この電力需要増でトルコは世界で中国に次いで2位となっている。トルコは2023年度、電力需要の10%を原子力発電で確保することを計画している。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:31640 )