クルチダルオール党首「政治が宗教に干渉してはならない」
2013年10月10日付 Milliyet 紙


共和人民党(以下、CHP)ケマル・クルチダルオール党首は、犠牲獣の屠殺の代行をトルコ赤新月社に委託し、宗務勤務者組合代表団の訪問に対しても、「我々は宗務関係者の問題を国会に持ち込んだ。あなたたちを支持する」と述べた。

CHPケマル・クルチダルオール党首は、トルコ赤新月社に犠牲獣の屠殺の代行を委託した。CHPの書面発表によると、同党首は、党本部でトルコ赤新月社のアフメト・リュフティ・アカル代表以下代表団と会談を行った。クルチダルオール党首は、同社の活動の成功を祈念し、アカル代表が犠牲祭で、犠牲獣の屠殺の代行を赤新月社で行うことを提案したところ、好意的に応じた。

■「宗務庁を設立したのは我々だ」

また昨日(11月10日)、クルチダルオール党首は、チャトゥク代表率いる宗務勤務者組合の代表団をCHP党本部に受け入れた。

チャトゥク代表が宗務関係者の就労条件及び給与問題を検討課題に挙げたことを受け、「あなた方が抱える問題の解決に向け、全面的にサポートする。本件に関し、我々は国会に法案提出を行った。党として、宗務関係者には大きな敬意を払う。宗務庁を創設したのは我々だ。あなた方が抱える問題の解決に向け、全面的 にサポートする」と述べた。

クルチダルオール党首は、ドルマバフチェモスクのムアッジン(礼拝を呼びかける人)が左遷されたことに関し、「アッラーを畏れる、嘘は付かないと言う宗務関係者が左遷されるとは嘆かわしいことだ。政治が宗教に干渉してはならない。宗務関係者が政治的圧力を受けるようなことがあってはならない」と述べたことが明らかにされた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:31662 )