長期休暇でギリシャの島に観光へ
2013年10月20日付 Milliyet 紙


9日間もの長い休日に、ギリシャの島々の観光業者もにんまり。

犠牲祭休暇で、トルコに近いギリシャの島々にも多くの人々が押し寄せた。

9日間の休日でトルコ人旅行客はアンタルヤ、マルマリス、ボドゥルム、チェシュメのような国内の人気観光地と並んで、ロドス島、イスタンキョイ(コス)島、ションベキ(シミ)島のようなギリシャの島々にも強い関心を示し、ギリシャ人観光業者を喜ばせることとなった。

特にロドス島に対するトルコ人の関心は高く、島の港には多くの人が押し寄せた。祝日をロドス島で過ごした後、マルマリスに戻ったトルコ人観光客らは、島では外国にいるような感じはなく、もはや一歩歩けばトルコ人に出くわすほどだったと述べた。いたるところでトルコ語が聞こえたと説明するトルコ人観光客は、「ショッピング街はトルコ人で溢れていました。娯楽施設はトルコ人向けの特別企画が用意されていました。トルコ人だらけの場所では生演奏とともにハライやスィルタキを踊りました。彼らはチャイも淹れてくれました」と話した。フェリーボートのダイヤが増設されたが、マルマリス港運営株式会社の関係者は、去る土曜日に始まった大型連休から高まる需要に応えて、ギリシャのロドス島へ向かう航海の数を増やしたと述べた。

大型連休期間、合計で12回の航海がスケジューリングされたと言う港湾関係者は、9日間の休日でマルマリスからロドス島までおよそ5000人のトルコ人が渡ったと見込まれると述べた。関係者は、カシュやボドゥルム、クシャダスやアイヴァルクのようなギリシャの島々への航路ルートを合わせると、この数は15000人に上るだろうと話した。

ロドス島はマルマリスのボズブルン市からわずか18キロメートルの距離にあるギリシャ最大の島で、ロドスには多くの歴史的作品がある。島を長い間支配した聖ヨハネ騎士団によって建設された全周2.5キロのロドス要塞は、訪れる者たちの注目を集めている。約390年間オスマン帝国に属していたロドスの至る所で、帝国の形跡をうかがうことができる。島には多くのモスク、ハマム、キュルリイェ(複合施設)がある。オールドバザール内の、隣同士に位置するフェトヒ・パシャ時計台とスレイマニイェモスクはユネスコの文化遺産リストに上がっている。

街の至る所から見ることのできるモスクと時計台は観光客の関心を集めている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:31736 )