中央アナトリアのトカト、市長選で35年ぶりにCHP候補擁立
2013年10月26日付 Milliyet 紙

トカト県のパザル市で24年ぶり、またレシャディエ市では35年ぶりにCHP(共和人民党)から市長候補が擁立された。

トカトで来たる地方選挙を前に、CHPはいくつかの市の候補者を発表した。この中には長い間候補者が出ていなかったパザル市とレシャディエ市の名前も挙がった。24年の時を経てパザルで選挙に参加するCHPは、ハリル・イブラヒム・ドアン氏を候補とし、1978年が最後の地方選挙出馬だったレシャディエではゼキ・チャルダク氏の名前を挙げた。

■「ようやく準備が整った」

パザル市長候補のハリル・イブラヒム・ドアン氏は長い間CHPから市長候補が出なかったと述べこう語った。
「我々はパザルの本当の問題を綿密に追ってきました。しかし、ようやくこの任務を背負えるようになったと感じています。私はこの責任を負って立候補しました。市長選挙に勝ち、この任務を引き継ぎたい。」


■「2市共に勝利する」

トカトの12の市で勝利に自信を持っていると述べるCHP県支部長は次のように語った。

「35年近く候補者の出なかったこれらの市、特にレシャディエとパザルではこれまでと違った熱意をもっています。つまり昔はCHPからこの2市の市長を出していました。しかしこの35年間、CHPから候補者が出なかったため地方選挙で野望ともいえるものがなかったのです。当時の状況も影響したのでしょうが、党員らもこの件についてあまり関心を持っていませんでした。おそらく候補者になることに関し望みを持たなかったか、あるいは組織内部の怠慢さからこのような状況が生まれたのだと考えます。しかし、我々はケマル・クルチダルオール党首の就任以後CHPがトルコ全土において候補者を擁立することが必要だと信じています。今回の選挙では、2つどちらの市においても必ず勝利したい。」

レシャディイェ市とパザル市の現市長は、MHP所属である。

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( 翻訳者:酒井 瞬 )
( 記事ID:31806 )