ゾルファガーリー国境警察司令官「一部の国がイラン東部のテロリストたちを支援」
2013年10月28日付 Jam-e Jam 紙

 「ジェイショル・アドル」〔※「正義の軍」の意〕という名のグループが、国境警備兵ら14名の殉教をもたらしたサラーヴァーンでのテロ攻撃への関与を認めた。その一方で、治安維持軍国境警察司令官は今回の事件の完璧な詳細について説明した上で、域内及び域外の5ヵ国がテロリストらを支援していたことを明らかにした。

 メフル通信の報道によると、ゾルファガーリー司令官は昨日、国境警備の任に就いている各部隊の司令官らを集めた大会の傍らで、記者団に対し、「2ヵ国がテロリストらに資金を提供していたとの情報を握っている」と述べた上で、「域内及び域外の一部の国々が、複数の〔テロ〕グループに対して装備を提供するなどの支援を行っている。また域内にある3ヵ国が、テロリストらへの情報提供を担っている」と付け加えた。

〔‥‥〕

 他方、自らを「正義と平等の軍」と位置づけ、ジェイショル・アドルを名乗っているテロ・グループはペルシア語で書かれているブログの中で、金曜日に起きたイラン治安維持軍国境警備兵殉教事件への関与を認めた。

 ファールス通信によると、一部の情報分析の結果、ジェイショル・アドルはアブドルマーレク・リーギーが率いていた組織から派生したもので、アブドッラヒーム・モッラーザーデ(偽名:サラーホッディーン・ファールーギー)という名の人物がリーダーを務めていることが分かっているという。

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:31835 )