エルドアン首相、マルマライ混乱コメント「非常ボタンを押すのがいて・・」
2013年10月30日付 Milliyet 紙

 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は公正発展党(AKP)イズミル県代表の建物での食事会でマルマライの混乱について言及し、共和人民党(CHP)党首ケマル・クルチダルオールが自身にあてた発言に強く反論した。首相はマルマライで起きた混乱に関し「予告した通り、昨日から15日間マルマライは無料で営業する。今市民はアイルルクチェシュメ駅から乗車しカズルチェシュメ駅へ向かっている。またカズルチェシュメ駅から乗車し、アイルルクチェシュメへ帰る。しかし初日から、もちろんやたらと使うべきではないものである、非常ボタンが備えてあるのだが、それを押してしまい、当然マルマライ車内に混乱が発生することとなった。

 そこへすぐメディアの登場だ。前へ出て撮影をする。その後すぐツイートが始まる。こんなことがあっていいのだろうか?誰がどんなことに興味を持ったかを知るという意味では、また彼らが何を撮影したか説明するという意味では、非常に重要だろうが。しかし結局市民は進行方向を見つけたようだ」と述べた。

 首相はツイッターをあまりフォローしていないと言い、「私はツイートなどはあまりフォローしていないが、最近ツイッターでは面白いことが言われている。 我々の祖先は船を陸に上げて山を越えさせたが、AKPはマルマライを海の下を通して進ませていると。神に感謝しよう、祖先の夢が届かなかった場所へ、我々の事業は届くことができた。

 この153年の夢を実現すると言った時、皆は我々をジョークの種にした。しかし今夢は叶った。そしてここで終わりではない。2015年に完成する予定で、自動車用の2階建てのトンネルを現在建設している。同様に第3の橋も作っている。これも2015年に完成する。これらには別々の機能を持たせる。大型車は第3橋を使用する。第1、第2の橋を通ることはできなくなる。レールを使用したシステムで大量輸送の文化を発展させる。2階建てのトンネルは乗用車だけが通過できるようにする」と話した。

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( 翻訳者:小野里ゆみ )
( 記事ID:31845 )