「無視!」―CHP、初のスカーフ着用議員の国会出席へ対応決定
2013年10月30日付 Hurriyet 紙


トルコ大国民議会本会議へ明日登院が予想される公正発展党(AKP)党員でスカーフをかぶった女性国会議員について、共和人民党(CHP)は党としての対応方針を固めた。

■スカーフ着用の議員にはまったく関わらず、対応せず

今日、非公開で行われたCHPの党派会議で、スカーフをかぶった女性国会議員を、迎えるか否かの決定がされた。この決定においては、AKPが選挙を前にこの件を政治利用しようとしており、CHPはこの挑発にはのらないという見解が重きを占めた。

この決定を踏まえ、明日の本会議ではCHP議員はスカーフをかぶった国会議員に対応しない。その代わりに[国会での]女性議員のズボン着用に関しCHP女性国会議員が行った試みに対し、かつてAKPがとった消極的な態度を批判する事にする。

■インジェ氏「挑発行為だ」

この間、トルコ大国民議会本会議で発言を行ったムハッレム・インジェCHP会派副代表は、国会にスカーフをかぶってくるAKPの女性議員をさして、以下のように述べた。

「彼女たちは以前に演壇に登ったものの、何も話さなかった。今スカーフをかぶって国会に来るといっている。彼女たちの行為は、(先頭にたって飛び込むという)挑発的な行為だ。」

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( 翻訳者:渡辺夏奈 )
( 記事ID:31846 )