高校生の喫煙、飲酒、麻薬使用率は
2013年11月03日付 Zaman 紙


イスタンブルの高校で実施されたアンケートは、若者が喫煙、飲酒、麻薬の使用の脅威にさらされていることを明らかにした。調査は39の区の154の高校でおこなわれ、大部分が高校1年生である3万2千人の学生を対象とした。それによると、100人の高校生のうち45人が喫煙、32人が飲酒、9人が麻薬の使用を回答し た。職業高校では喫煙が多く、アナトリア高校では飲酒が多い。アメリカのロワン大学のクーパー医学部精神医学科アンドレス・プメイレガ教授は、イスタンブル警察と県教育局の招待で2010年から2012年までの間にアンケートを実施し、アンタルヤでの「第5回国際危機下にあり保護の必要な子供たち」シンポジウムにおいて発表した。プメイレガ教授は、「トルコにおける使用の割合は、アメリカやヨーロッパに比べると低いが、依存性については増加が深刻である」と述べた。家庭内でのコミュニケーションの強化、健康保健省と国民教育省がプロジェクトを実施するようを勧めた。

11月1日から3日までの間でアンタルヤの警察学校の犯罪調査センターによって「第5回国際危機下にあり保護の必要な子供たち」シンポジウムが行われた。プログラムに参加したアメリカのロワン大学クーパー医学部精神医学科アンドレス・プメイレガ教授は、イスタンブル警察とイスタンブル県教育局の招待によってイスタンブルの若者を対象に実施した調査を発表した。同教授が2010年から2012年の間に行ったアンケートで3万2千人の高校生が参加した。イスタンブルの39の異なる区で行われた調査では、100人の高校生中45人が喫煙、32人が飲酒、9人が麻薬の使用を人生で少なくとも1回は行ったと述べた。

結果を分析したアメリカ社会精神学会会長プメイレガ教授は、「トルコにおける使用率は、アメリカとヨーロッパ諸国に比べると低いが、依存性については増加が深刻である。家庭内のコミュニケーションを強化しなければならない。健康保健省と国民教育省がプロジェクトを実施するべきだ。そうでなければ、グローバリゼーションと都市化する世界において、状況は西洋諸国と変わらなくなる。対策を今すぐ講じなければならない」と述べた。同教授は、65の普通高校、27のアナトリア高校を含む154の高校を調査したと述べた。この数字は高校生の27%を占めているとし、対象者の高校生の大部分は1年生であると強調した。

学校別に行った分析によると、職業高校においては喫煙、アナトリア高校においては飲酒がより多かったと述べ、「喫煙の危険性について、家庭内での教育、年齢、反社会的行為、怒り、家族と友達と過ごす時間、家庭での喫煙、友達などの周囲の影響が、喫煙の危険性と関係があると見ている。飲酒についても年齢、移住[の有無]、自分への信頼、信仰があるあるいは信仰が熱心でないこと、教育の可能性、プレッシャーといった要素が原因となる」と話した。同様の調査を他国で行ったと述べたプメイレガ教授は、トルコにおいて、喫煙が世界の他の国に比べてより高いと述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:31877 )