アタテュルク命日の批判広告主、語る―「たとえ彼がいなくても、我々はいたのだ」
2013年11月12日付 Radikal 紙


アタテュルクの命日である11月10日にサンジャクタル誌がイェニ・アキト紙に掲載した広告が議論を呼んでいる。同誌のオーナー、エユプ・ギョクハン・オズテキン氏は、アタテュルクがした事を他の人がしたら反対するだろうと発言した。

ジュネイト・オズデミル氏が企画と司会を行なっているCNNチュルクの番組「5N1K」に、イェニ・アキト紙に(アタテュルクの命日である)11月10日の広告を出し議論を呼んだサンジャクタル誌の所有者エユプ・ギョクハン・オズテキン氏と、昨日ムスタファ・ケマル・アタテュルクに向けた手紙を個人のフェイスブックのページに掲載し話題になっているナスフ・マフルキ氏がゲスト出演した。

オズテキン氏は、ムスタファ・ケマル・アタテュルクの死後75年目の命日にサンジャクタル誌が掲載した「たとえ彼がいなくても我々はいた」(*注を参照)という広告を弁護し、「アタテュルクがした事を他の人がしたら我々は反対しただろう」と発言した。
オズテキン氏は、「我々の価値観に合致した共和国の定義を求める」とし、自分の家族の年長者たちはモダンな人間だが、アタテュルクに関しては彼らを説得できなかったと語った。

マフルキ氏は、アタテュルクに向けた手紙で何を伝えたかったか説明し、「世俗主義は、国民一人一人に対する国家のアプローチを可能にするシステムである。他に様々な種類の衝突が発生する」と語った。

*注:アタテュルクの命日にコチ・ホールディングスが出している「あなたがいなかったら我々もいなかった」という新聞広告をもじったものである。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:31962 )