デルスハーネの閉校は2月28日過程を彷彿させる
2013年12月01日付 Zaman 紙


ムスタファ・カマラク至福党党首は、2004年度の国家安全保障評議会(MGK)の記録に関してコメントを行った。

党本部で知事らと11月定例会議に参加したカマラク党首は、国家安全保障評議会の決定に関する質問について、「記録の何について議論をしようというのですか?記録が正しいことは明らかですし、署名は明白です。容認できない状況です。きちんとした話ではありません」と述べた。

ムスタファ・カマラク党首は、デルスハーネに関する措置が2月28日の過程を彷彿とさせると述べ、次のように話した。「その当時イマーム・ハティプ校に対して示されたのと同様の姿勢が、ここではデルスハーネに対するものとして問題となっています。我々がそれに関し発言した時には問題の記録について知らされませんでした。事件と記録は我々を証明してくれます。容認できない状況ですし、無理やりな措置です。2月28日過程でのイマーム・ハティプ校と職業高校の閉鎖に類似していると言えます。国民の意思に反しています。おそらく後戻りするだろうと考えています。」法案が月曜日の閣議で検討される見通しだという発表についてもコメントを行ったカマラク党首は、「さあ来るがいい、どうなるでしょうか?もう一方もかつて取り上げられましたよね、国家安全保障評議会で。閣議でも、国会でも取り上げられました。そしてどうなりましたか?過ちは、重い代償を払うことになりますが、最終的には修正されることでしょう」と述べた。またカマラク党首はデルスハーネの閉鎖は特にアナトリアの若者にとって間違った決定になると説明し、「かつてそうであったように、デルスハーネの件においても数年後、過ちを犯したと言うことになります」と述べた。

ムスタファ・カマラク党首は、デルスハーネが閉鎖されれば複数の家族が集まりグループになって、家々で子供たちを教育するだろうと述べた。カマラク党首は、「デルスハーネは原因ではありません。これらは崩壊した教育システムの結果として生じたのです。3~5家族が一つに集まって子供たちを教えることになるでしょう。デルスハーネの代わりに違法に教育の不備を補おうとするでしょう」と話した。エルドアン首相は、デルスハーネに対する借金のせいで自殺する人がいると述べた。この発言に対してカマラク党首は、「自殺が最も多いのは兵役で、銀行が原因でもあります。政府はデルスハーネではなくこれらに取り組む必要があります」と述べた。

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( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:32142 )