PKKにより4名の兵士誘拐
2013年12月08日付 Milliyet 紙


ディヤルバクル・ビンギョル高速道路を占領したPKKのあるグループは、停止させた車から降ろした市民に約2時間組にわたり組織の宣伝活動を行った後、3台の車を銃撃し、燃やした後、車の中にいた4人の兵士を誘拐した。
情報によると、今日15時ごろディヤルバクル・ビンギョル高速道路のフィソワ付近で道路を占領したテロリスト集団は車を停止させた。約200台の車を停止させた覆面武装グループは、市民を車から降ろして集めた。覆面武装グループは、車に乗っていた二人の下士官と二人の上級軍曹は、車から降ろされて顔を隠されて事件現場から連れ去られた。
組織の宣伝を行った武装グループは、事件現場に駆け付けた治安部隊が手出しできないように、市民を盾にした。市民を車の隊列の先頭と最後尾に乗せて一列に走らせたPKKは、その後ティグリス電力会社所有のナンバー59AZ808の車とナンバーが特定できない2台の車両の合計3台の車を銃撃した。PKKはその後暗闇を利用してナンバーのないピックアップトラックで現場から逃走した。

■兵士の身元が判明した。

ディヤルバクルのリジェ郡で夕方誘拐された4人の兵士の名前が明らかになった。兵士は、ビンギョル49動力化歩兵旅団所属の下士官メリク・ディクヨル、下士官ハカン・オゼル、上級軍曹ウール・セルトとエルズルムで任務中の上級軍曹アリ・アクデミルであることが判明した。誘拐された兵士についての通報はというと同じバスに乗っていた別の兵士によって行われた。通報した兵士も上級軍曹であり、停車されたバスの中でPKKがバスを支配していたときに身元を隠すことに成功した。

■兵士は昇給試験のためにディヤルバクルに来ていた。

PKKが誘拐した2人の下士官と2人の上級軍曹、および通報した上級軍曹は共に昨日ディヤルバクルに来たことが明らかとなった。今日行われた昇級試験を終えて、所属部隊に戻ろうと試験会場を出たところまでは分かっている。誘拐された兵士の発見に向け、作戦は継続されている。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:32214 )