カッパドキア日本人殺人事件の犯人に、終身刑判決
2013年12月11日付 Radikal紙


今年9月、ネヴシェヒル県のギョレメを自転車で観光中だった日本人観光客二名のうち、一人が死亡、もう一人が重傷を負った事件の裁判で、逮捕されたファーティフ・ウヤル被告には、加重終身刑及び懲役93年9カ月の判決が下された。

ネヴシェヒルのギョレメ町で今年9月、自転車でゼミ渓谷散策に向かった日本人観光客で、22歳の栗原舞さんを刃物で殺害し、また同じ22歳のTさんに怪我を負わせた事件の裁判で、逮捕された23歳のファーティフ・ウヤル被告に、加重終身刑と懲役93年9カ月の判決が言い渡された。

ネヴシェヒル重罪裁判所で今日(10日)の午後始まった裁判の判決言渡しには、逮捕されたファーティフ・ウヤル被告とアイハン・シャーヒン弁護士、訴訟に参加した家族社会政策省のヒュリヤ・ヤザル・ギュナイ顧問弁護士らが出廷した。ギュナイ弁護士は裁判官の判決について「被告には最も重い罪が科せられることを期待する」と話した。

裁判長は、ウヤル被告に最終陳述を求めた。ウヤル被告は「私は訴えの内容を全て認めません。他に言うこともありません。真犯人が見つかり、公正な措置が取られることを望みます」と話した。

ネヴシェヒル重罪裁判所の裁判長は、裁判に関し再捜査される事項は残っていないとし、ウヤル被告に「日本人観光客の栗原舞さんに苦痛を与え意図的に殺害した」罪で加重終身刑を言い渡した。また裁判官は、被告に「暴行、傷害、人の自由を奪う、強盗」の罪で計93年9カ月の懲役を下した。

■事件はどうやって起きたか

カッパドキア地域を観光するためトルコを訪れた日本人観光客の栗原舞さんとTさんは、2013年9月9日、ネヴシェヒルのギョレメ町にあるゼミ渓谷で何者かに刃物で襲われた。事件後栗原さんは死亡、友人のTさんは重傷を負った。Tさんは、搬送されたネヴシェヒル・İ・シェヴキ・アタサグン国立病院で治療を受け、保健省の救急航空機で2013年9月19日、日本へ送られた。

地元警察は捜査を行い、はじめにM.V.D容疑者を逮捕した。M.V.D容疑者は裁判所によって逮捕され、ネヴシェヒル・E・刑務所に送還された。その後ファーティフ・ウヤルが事件の真犯人として逮捕されると、無罪と判明したM.V.Dは釈放された。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:池永大駿)
(記事ID:32243)