パレスチナ:西岸は猛吹雪により白の装いに
2013年12月12日付 al-Quds al-Arabi紙


■西岸は猛吹雪により白の装いとなり、エルサレムの住民は広場の雪を楽しむためアクサー・モスクに溢れかえる

【ラーマッラー:ワリード・アワド】

木曜日(12日)にヨルダン川西岸の山々は白の装いとなった。これは、パレスチナ地域が土曜日(14日)夕方まで続くとされる吹雪にさらされたことによるもので、悪天候による物的被害が出た。

雪は木曜日、西岸地域と東エルサレムの標高800メートル、時に700メートルを超える高地と山地に降り積もった。

降雪が続いたため、パレスチナ自治政府は木曜日、保健省、救急部隊、報道関係者を除いた全ての省庁及び政府機関の業務休止を決定した。

同様にパレスチナ金融管理庁は、悪天候により西岸及びガザ地区の全銀行を閉鎖することを決定した。また、全ての教育機関は閉鎖され、100万人以上の学生が自宅待機を余儀なくされた。

吹雪が市民の財産に物的被害をもたらした一方で、西岸北部では大雨と洪水により、多くの住居が浸水した。しかし、そのような天候にも関わらず、パレスチナ人は雪を楽しむために外出した。エルサレムの街では、多くの住民がアクサー・モスクの広場に溢れかえり、そして白い訪問者を使って遊び、ベランダで記念写真を撮った。

エルサレムの住民は、降雪にもかかわらず神殿の丘に殺到したことを、アクサー・モスクにある岩のドームが白の装いを帯び、他のどんな景色とも比べ物にならないほど美しいためだと弁明した。白い雪は、キブリー・モスクのドームの黒を覆い、敷地内の高齢の樹木を背景に舞い落ちる様子は真珠の粒のようである。これらのなかで最も重要なことは、白い訪問者のおかげで、入植者たちがモスクを汚したり侵入したりできないということである。そして、そのため中庭が、自分たちと神聖なモスクとの記念写真の撮影や雪遊びを楽しんでいる、モスクの本来の利用者たちとその子どもたちのために開放されるということである。

自分たちの民間防衛により、どうしても必要な場合を除き外出しないよう警告があったにもかかわらず、西岸の多くの市民は木曜日、雪を楽しむために外出した。

(後略)

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(翻訳者:田村颯)
(記事ID:32287)