フーゼスターン州選出の国会議員、来年度予算法案に抗議して全員が議員辞職
2013年12月10日付 Jam-e Jam 紙

 〔イラン南西部でアラブ系住民の多く居住するフーゼスターン州の〕ダシュテ・アーザーデガーン選出の議員は、議事と議事の合間に行われた演説の中で、フーゼスターン選出の全議員が93年度〔2014年度〕予算法案に抗議して、辞職したことを宣言した。

 ダシュテ・アーザーデガーン選出のナーセル・サーレヒーナサブ議員は火曜日の公開会議の議事の合間に行われたこの演説の中で、ジュネーブ協議で交渉にあたっているイラン交渉団に感謝の意を示した上で、「イラン国民は〔大統領〕選挙に大々的に参加することで、ヴェラーヤテ・ファギーフ(法学者の監督)への忠誠を証明し、最高指導者が目指されていた政治的偉業を創造した」と述べた。

 同議員はその上で、「国民は、世界の各国と〔良好な〕関係を築くことで〔イランが抱える〕様々な問題を解決することができるのではないかと、《深慮と希望の政府》に希望の眼差しを向けている」と付け加えた。

 同議員は演説の続きで、フーゼスターン地方ならびに自身の選挙区の住民らが抱える問題について言及し、演説の最後で、〔先日政府が国会に提出した〕93年度予算法案に抗議して、フーゼスターン州選出の全議員が辞職したことを宣言した。

※訳注:政府は先日、来年度予算法案を国会に提出したが、その内容はアフマディーネジャード政権とは正反対の極めて緊縮的なもので、地方への開発予算が大きく削減されている。このことに地方選出の国会議員らは反発を強めている。なお、フーゼスターン地方など、いわゆるマイノリティが多く居住する地域は、改革派系への支持が強い傾向にある。議員辞職を宣言した議員らは翌日、国会運営委員会の取りなしによって辞職を撤回している。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:32318 )