建設業界各社社長、事情聴取―収賄疑惑
2013年12月17日付 Milliyet 紙

イスタンブルとアンカラでの汚職・収賄一斉捜査で建設会社社長3名が逮捕された。

アーオール社グループのアリ・アーオール社長は、朝方、イスタンブル警察署に連行された。まず事情聴取を受けると伝えられている同社長であるが、昼過ぎに逮捕決定が出された。有名映画監督、スィナン・チェティン氏と制作した広告映画で話題を集めたアーオール社長は、最近、集合住宅局(TOKİ)の協力で土地・住宅・不動産投資共働会社(Emlak Konut GYO)により実施され、セイランテペで建設が継続しているガラタサライ新スタジアムの隣に位置する観光・商業用地を入札で6億500万YTLの収益を見込こんだ価格を提示して獲得している。

■ フォルム・イスタンブル・ショッピングセンターで知られた

さらに同一斉捜査で逮捕されたヨルム建設のオスマン・アージャ社長もまた、イスタンブル最大の都市再開発プロジェクトへの着手を準備していた。同建設会社は、イスタンブル広域市との共同で実施予定のサルイェル・デルベント都市再開発プロジェクトを3月12-15日にカンヌで開催された世界最大の不動産フェアMIPIMにて宣伝している。バイラムパシャにあるフォルム・イスタンブル・ショッピングセンター(AVM)の建築を委託している同社はリビア及び北イラクでのプロジェクトも進めている。

■ 空港入札を獲得した

事情聴取のため警察署に送還された別の建設会社社長はエムルッラー・トゥランル氏であった。タシュヤプ社CEOであるトゥランル氏は、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)エルジャン空港の入札を獲得した。カザフスタン、イラク、リビア及びトゥルクメニスタンにて実施しているプロジェクトで知られるタシュヤプ社は、イスタンブル中心地域にあるビルで知られている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:32328 )