シリア:国民連合は政権の空爆停止をジュネーヴ2の参加条件とする
2013年12月24日付 al-Hayat 紙


■「連合」は「ジュネーヴ2」を控え「たる爆弾」の停止を参加条件とする

【ドーハ:ムハンマド・マッキー・アフマド】
【ロンドン、ベイルート、パリ、アンマン:本紙、AFP、AP】

反体制派の「シリア国民連合」は、バッシャール・アサド政権がシリア北部アレッポ市への空爆を停止しなければ、来月(1月)22日に予定されている「ジュネーヴ2」に参加しないと表明した。一方、「シリア人権監視団」は、同市で一週間の間に子供87名を含む300名が死亡したと述べ、昨日(23日)には21名が殺害されたと発表した。

「国民連合」はその声明の中で、同組織のアフマド・ジャルバー議長がウィリアム・ヘイグ英外相とローラン・ファビウス仏外相の両外相と連絡を取ったことを報告した。また、同組織は「国際社会が、化学兵器に対する措置をとりつつ政権が通常兵器によって組織的かつ日常的にシリア国民を殺害することを許していることは、不評を買っている」と述べた。同声明は、バドル・ジャームース書記長が「アサド政権による空爆が継続し、同政権がシリア国民を殲滅しようとし続ける場合には、連合はジュネーヴ2に出席しない」との姿勢をとっていることを伝えた。さらに、「恐ろしい包括的破壊を行う軍事作戦を停止するよう、国際社会がアサド政権を抑え込むことができなかったならば、ジュネーヴ2において同政権を政治的解決に臨ませ、ジュネーヴ1での取り決めを適用する方向に促すことがどうしてできようか?」と疑問を投げかけた。同書記長はまた、「交渉プロセスを頓挫させるべく、ロシア製のミサイルを用いてシリア国民を殺害しているアサド大統領に対して、ロシアは圧力をかける形で呼びかけを行った」と明らかにした。

(後略)

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( 翻訳者:前田悠作 )
( 記事ID:32387 )