更迭の元環境都市開発相、「首相も退陣を」爆弾発言
2013年12月25日付 Radikal 紙


環境都市開発相を辞任したエルドアン・バイラクタル氏の「首相も退陣を」という発言はAKP(公正発展党)に衝撃を与えた。

NTV生放送中のこの発言は当初「失言」と見なされ、バイラクタル氏が発言を修正するかと思われていた。しかしエルドアン・バイラクタル氏は騒動後に面会したある将校に「あれは失言ではない」と話したと言われている。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がAKP県支部長会議に参加した時も、バイラクタル大臣からは発言を修正する声明は出なかった。バイラクタル氏の発言は側近の人々をも驚かせた。一般的な見方では、「大臣が怒りのあまり発した言葉であろう」とされている…

■首相宅で何が起きたのか?

エルドアン・バイラクタル氏のこの想定外の発言は、前日に首相宅で行われた会合を思い出させる。エルドアン首相は、一斉捜査で名前が挙がった大臣のうち、ザフェル・チャーラヤン氏、ムアッメル・ギュレル氏、エルドアン・バイラクタル氏と会合を開き、そこで3人の辞任が決定した。午前中に、まずチャーラヤン氏が、続いてギュレル氏が辞任した。大臣らには、類似する表現が見られる共同の辞任状が書かれ、チャーラヤン氏とギュレル氏が「醜い策略を終わらせるために」辞任したことが公表された。バイラクタル氏が、自身に送られた同様の文書を読まなかったことが注目されている。

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( 翻訳者:加園千尋 )
( 記事ID:32401 )