首相批判の3議員、処分、離党―エルトゥールル・ギュナイ元文化相ら
2013年12月28日付 Hurriyet 紙

デルスハーネ(予備校・私塾)論争に端を発し、「収賄強制捜査」に続いた過程で、公正発展党の6人が離党した。

キュタヒヤ県選出イドリス・バル国会議員、イスタンブル県選出ハーカン・シュキュル国会議員、イドリス・ナーイム・シャーヒン元内相に続いてエルトゥールル・ギュナイ元文化観光相、イズミル県選出エルダル・カルカン国会議員とアンカラ県選出ハールク・オズダルガ国会議員も離党した。ギュナイ議員とオズダルガ議員はこの決定を記者会見で公表し、次のように述べた。

■「道を別った」

エルトゥールル・ギュナイ議員
「一つの考え方が与党内で台頭してきて、党は、二つの勢力へ分かれていった。一つは、支持基盤である、無実で、広く、抑圧され、不当に扱われてきた大衆だ。もう一つは党内の、傲慢で独断的な精力だ。その精力に何かを意見する機会など、もうなくなった。彼らはうぬぼれにまかせ、ほかの場所へ帆を張って進んでいる。彼らの成功をお祈りしますとも。我々は道を別つ地点に来た。」

(エルドアン・バイラクタール元建設相の発言について)「私は『土地投機の野望を止めよう。タクスィムに兵舎の名のもとに何らかの建物を建てるということだけではなく、スルタン・アフメト広場にもショッピングモールをつくろうという野望までがあるのだ』と指摘した。私の発言に耳を貸すことなく、代わりに大臣罷免という選択がなされた。私が言った通りにしていたならば、もしかすると我々は今日という日には来なかったかもしれない。」

■国家の危機

ハールク・オズダルガ議員
「司法が危機に陥っているのではない。司法に対して干渉が行われているのだ。この干渉がなくなれば、危機もなくなる。このやりかたが民主的な体制の中で続けられることはありえない。私は国家と体制の危機だと思う。」

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( 翻訳者:今城尚彦 )
( 記事ID:32418 )