モロッコ:下院は予算を承認、不正取引資本の返還を要求する法律を制定
2013年12月31日付 al-Hayat 紙

■モロッコ:下院は予算を承認、不正取引資本の返還を要求する法律を制定

【ラバト:ムハンマド・シャルキー】

モロッコの下院は、野党は先週、参院(国会の第二院)で支持率を落としたが、これは「政府は周到ではなく、また実際的ではない方策や提案に依存していた。これらの方策、提案は、経済・政治グループの意見の一致の他、調査や関係者の参加を必要とするものである」とされる理由による。

政府は新予算の改訂第二版を通過させることができたが、その中には野党との論議を引き起こす法律も含まれていた。この論議は、既に数時にわたって資金を海外に法的に不正な形で流出させた複数の人物の免責を巡るものである。この中には公的な資金さえ含まれている。

これらの人物は総額の約10%の債務免除分の資本金の返済と引き換えに彼らの資金(不正取引資本)を取り戻し、交換可能通貨での換算額が払い戻し総額の75%超えないという条件で送金用のモロッコディルハムの口座を開くことが出来るようになった。

この方策は、法的にモロッコ国外に住む居住権を持たず、国外に土地や口座をもつ者に適用され、その中には移住地の居住権を持つモロッコ人や、モロッコに住む外国人を含まない。
 
(後略)

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( 翻訳者:児玉みのり )
( 記事ID:32448 )