湾岸諸国:2015年のヘルスケア支出は790億ドルを超える
2014年01月08日付 al-Hayat 紙

■湾岸諸国:2015年、湾岸諸国のヘルスケア支出は790億ドルを超える

【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】

専門家の予測によると、湾岸協力会議(GCC)諸国のヘルスケア部門は、地域の人口動態と経済要因に支えられて力強い成長を続け、それら諸国のヘルスケア支出額の増加は、2010年から2015年の間に併せて年率11.4%に達するとみられている。

また、ヘルスケア部門の情報筋によれば、GCC諸国のヘルスケア支出は、2015年に790億ドルを超えると予測される。また、最近の研究によると、過去10年間におけるGCC諸国のヘルスケア支出の増加は、年率7.9%に達した。

アーンスト・アンド・ヤングは昨日(7日)発表した報告書の中で、地域におけるヘルスケア部門の成長の主な原因には、「質の高いヘルスケアサービスへの要求の増加や(強制加入の)国民健康保険政策に加えて、人口の急速な増加、収入水準や生活習慣病の割合の増大等が挙げられる」と指摘した。

またGCC諸国政府は、ヘルスケアサービスの十分な提供を支援するための巨額の投資と、同部門を国際水準まで高めるための支援を継続することを明確にしており、ほとんどの諸国が、地域のヘルスケアにおける増加する要求の把握を目的とした主要なプロジェクトに加えて、同部門の基礎インフラの強化やそれら増加する要求に応える計画を発表している。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:児玉みのり )
( 記事ID:32515 )