アンタリヤで5万人が有権者リストから除かれた疑い
2014年01月12日付 Hurriyet 紙


CHPムラトパシャ郡のエルジャン・エルカン郡知事は、アンタリヤ全体で5万348人が有権者リストからのぞかれたと主張した。

高等選挙委員会(YSK)の決定を受け、アンタリヤでも有権者リストが郡知事府に掲示された。アンタリヤの中心の郡の一つであるムラトパシャで掲示されたリストには、県全体で2011年にアンタリヤの有権者リストに載っていた5万348人が載っていなかったとCHPのエルジャン・エルカン郡知事は話した。エルカン郡知事は、ムラトパシャ郡でこの数は1万6224人であると述べた。エルカン郡知事はこの状態の原因を以下のように並べた。

「リストから除かれたと我々が判断したこれらの人々は、トルコのどの場所にも出ていない。この理由は三つあるだろう。これらの人々が全員死亡たか、引っ越したがまだ新しい住所の登録をしていないか、同じ街区の同じ通りの家に住んでいてリストから除かれたかだ」

■尋問で判明

郡知事として、2011年有権者リストと住所に基づいた住民登録システムに関して行った尋問のおかげでこの数を割り出したと説明したエルジャン・エルカ ン郡知事は、「選挙管理委員会は、1月3日に住所に基づく住民登録システムのデータを得て、(有権者リストは)1月10日に郡知事府に掲示された。現在すべての有権者がすべきことは、郡知事府に掲示されたリストをチェックすることだ」と話した。

有権者リストのチェックは、CHP本部が作ったインターネットからアクセス可能なe-seçmenというシステムでもできると述べたエルジャン・エルカン郡知事は、有権者リストへの異議は1月23日まで行えると話した。

■有権者リストに載っていなかったら

CHPムラトパシャ郡のエルカン郡知事は、有権者リストに載っていない人たちが何をすべきかという問題で以下のように述べた。

「有権者リストに名前が載っていない人は、住んでいる郡の役場に電気、水道、固定電話の請求書、賃貸契約書または不動産登記書を持って申請し、「住所登録書」を取得する必要がある。この文書を持って郡の住民登録局に申請し、住所の登録をし、その後、郡の選挙管理委員会に申請して有権者リストへの登録をすることが求められる」

■作業の簡素化

エルジャン・エルカン郡知事は、この作業を簡素化するために郡知事としてムラトパシャ郡住民登録局の前にヘルプデスクを設置したと述べた。請願書が置いてあるこのデスクから、特に勤務時間中に郡選挙管理委員会に届けるために無料サービスを行っている。ムラトパシャ郡役場もこの作業を簡単にするために住所登録サービスをエルマル街区の出納局に依頼した。CHPのエルカン郡知事は、「2011年総選挙でムラトパシャ郡の有権者数は30万人ほどだった。出された異議と修正で数は4000人増えた」と述べた。

2011年総選挙でアンタリヤの有権者総数は138万7511人だった。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:32562 )