インターネット制限法反対デモに、警察放水
2014年01月18日付 Radikal 紙


インターネット制限法に対する抗議デモへの呼びかけがソーシャル・メディア上で行われたことを受けて、警察はタクスィムで厳戒態勢を敷き、デモを行うために集まろうとする人々に対して放水や催涙ガスを使用して介入した。

テレコミュニケーション通信庁(TİB)にインターネットサイトのページへのアクセスを4時間以内に制限する権限を与える新たなインターネット制限法に反対して、ソーシャル・メディア上のハッシュタグ#internetimedokunmaや#18Ocak18DeSokaklaraを用いて組織化されたグループが、今晩18時(18日)にタクスィムに集合するように召集をかけた。同じくソーシャル・メディアを通じて、アンカラやイズミルなどを含む計18県でも抗議デモを行うべく呼びかけが行われた。アンカラではギュエン公園に、イズミルではアルサンジャク に人々が集まった。
イスタンブルでは警察がデモの呼びかけを警戒し、超厳戒態勢をとる中、タクスィム広場や地下鉄出口、ゲズィ公園やその周辺、イスティクラル通りの入口に多くの機動隊が出動した。そういった動きに対し、デモ隊のなかにはテュネルやガラタサライ高校付近に集合した人々も見られた。
警察は、集合し広場の方に歩いていこうとするデモ隊を妨害し、イスティクラル通りにはTOMAも出動し、ガラタサライ高校の前に集合していたデモ隊に対する放水が行われた。また、広場に集まろうとするグループも、警察によってスラセルヴィレル通り方面で足止めされている。(18時30分)
18時40分に、ガラタサライ高校の前に再び集合したデモ隊に対して、警察が再度高圧放水で干渉した。広場、ガラタサライ、オダクレで集合しようとしていたデモ隊に対して、警察により高圧水と催涙ガスが使用された。更に警察による干渉が行われていた際に多くのデモ参加者が拘束されたとされているが、その人数に関する公式発表はまだされていない。
警察はガラタサライ高校の前にバリケードを張り、タルラバシュ方面からイスティクラル通りへの進入を認めなかった。(19時22分)

21時頃にはイスティクラル通りにおいて多くの人々が集合しスローガンを叫んだ。

警察の干渉後、わき道に分散したデモ隊は短時間で再び集合し、イスティクラル通りでデモを行おうとしたが、その都度警察により妨害された。

特にバロ通り付近において警察が激しい妨害行為をし、使用された催涙ガスなどによって、周辺の歓楽街にいたトルコ人や観光客が大きな影響を受けた。またその頃、ターリヒ・ネヴィザーデ通り付近においても催涙ガスが使用され、週末でにぎわっているバーや居酒屋、レストランにいる多くの人々に大きな影響を与えた。ネヴィザーデに催涙ガスを打ち込んだとして警察に抗議をする店主も見られた。

その頃、アンカラやイズミル、アンタリヤ、ブルサ、サムスン、メルスィン、カラビュク、エスキシェヒルでは同様の呼びかけによって集合したデモ隊が警察の干渉を受けることなくデモを行った。

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( 翻訳者:入口 愛 )
( 記事ID:32626 )