トヨタ・トルコの2014生産台数目標は13万台
2014年01月28日付 Hurriyet 紙


トヨタのオルハン・オゼルCEOは2014年の生産台数を13万台に、そのうち80%を輸出にする目標を掲げた。

トヨタCEOオゼル氏は報道陣も同席したサカルヤでの会合で、2013年は工場としては生産性の高い年であったと述べた。

オゼル氏は昨年前期の新型カローラプロジェクト準備について触れ、「トヨタ・トルコは日本以外で新世代カローラ生産を始めた最初の工場である。プロジェクトのために計15万ユーロの設備投資をし、新規雇用も行った。2013年6月以降、11代目カローラが新たにトヨタ・トルコで生産が開始された」と述べた。

オゼル氏は2012年に7万6925台を生産したことを述べつつ、この数字は2013年には33%増加し10万2260台に達したと語った。

生産された車の大半は輸出されたと強調し、「2013年では生産台数全体の85%、150万ドルの輸出が実現した。カローラ4万5519台とヴァーソ3万6259台、合計8万5778台を輸出した。トルコ工場としては非常に生産性が高い年であった。合計の生産数が5%増加したが輸出合計は14%増加し215億ドルに達した」と述べた。

オゼル氏は2014年では、生産・輸出に携わる自動車関係者にとって昨年と同様な結果がでるとし、以下のように述べた。

「しかし販売のみ行う輸出会社が市場で同じ結果は残せないでしょう。国内の経済にとってプラスなこと、経常収支赤字の縮小で輸入比率が低くなるとの見通しは、トルコにとって正しい戦略を追求している重要な指針である。トヨタ・トルコは2014年の総合生産台数目標を13万台とした。目標台数の32%がヴァーソ、68%がカローラと予定している。生産台数の80%を輸出することを目指している。お客様が長い間待ち望んでいた自動車、1.6Lディーゼルエンジン搭載のヴァーソは1月8日から生産開始されている。トヨタ・トルコはヴァーソモデルを今年は約2万5千台生産する予定であり、そのほとんどはヨーロッパへ輸出されることになる。」

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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:32748 )