タクスィム広場はこうなる?―市長、Twitter からメッセージ
2014年02月04日付 Radikal 紙


イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、Twitterアカウントから、タクスィム広場用に計画されている新たな調整に関する紹介動画を共有したが、裁判所の決定を考慮すれば、同計画が入札に出される可能性はどれだけあるだろうか?

イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、タクスィム広場用に計画されている新たな調整に関して本日2014年2月4日にTwitterアカウントから一部動画を共有した。トプバシュ市長は、タクスィム歩行者専用道路化計画に関する発表を行い「現在、入札申し入れを開始し、申し入れがありました。審査が行われています。3月中に入札が実施される予定です。願わくば完成の暁にタクスィム広場が…緑色の外観で、可能な限り多くの木々や花々で装飾された美しいものとなるよう創出します」と述べた。

但し、タクスィム広場及びゲズィ公園の計画、つまり地下通路、トンネル及びゲズィ公園のトプチュ兵舎再建計画は、第一行政裁判所により棄却されている。同計 画の要であるイスタンブル広域市が2011年に作成し、保護委員会により認可された5000分の1保護整備開発計画と1000分の1保護実施建設計画も第十行政裁判所により棄却された。イスタンブル文化財保護第二地区委員会により未だ移行期間開発条項も明示されていない中、イスタンブル広域市(İBB)がタクスィム広場用の計画の進行、及び同計画を入札に出すという発表は適切ではない。

当件に関し我々が面会したIBB関係者らは、我々は新たな計画は実施しておらず、景観の調整を行っている、と述べている。しかし、IBBはアタテュルク文化センター(AKM)等の登録建築物の前に新たな公園を建設し、緑化を行っている。保護委員会がこれを認可するかどうかは分からない。なぜなら公には計画は存在しておらず、更に新開発条項も明確ではないからである。手続きが開始されればすぐに保護委員会は同活動を停止するだろう。

同計画は委員会の認可に委ねられた後、委員会の下す決定に基づき実施可能である。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:32819 )