「商品バスケット」(食糧配給)の受け取り、混乱つづく:2人が死亡
2014年02月03日付 Hamshahri紙


【ハムシャフリー・オンライン】「商品バスケット」[※1](低所得者層への食糧配給)の配布において、これまでに二人が死亡し、一人が病院に搬送されている。

※訳注1:「商品バスケット」の中身は、卵、チーズ、米、鶏肉、サラダ油などと報じられている。なお、米は「インド産」とされる。

■第一の犠牲者:86歳の老人

犠牲者の一人は、テヘランに住む高齢の男性だった。彼は日曜日、「商品バスケット」を受け取るために、テヘラーンサルの配布センターへと出かけた。長い行列に並んで順番を待っていた時、急に容体が悪くなった。この男性は86歳で、すぐに病院に搬送されたが死亡した。

この事件で裁判官は、老人の死因を明らかにするため、彼の遺体を法医学センターに移送する命令を出した。

■第二の犠牲者:ケルマーンシャーの60歳男性

二番目の事件はケルマーンシャーで起きた。60歳の男性が「商品バスケット」配布所の列に並んでいる最中に心臓発作を起こしたのである。もっとも、ケルマーンシャー治安維持軍のキャリーム・ケシュヴァリー司令官は、「レファーフ・マーケット」[※2](「商品バスケット」の配給所)付近で起きた60歳男性の死亡は、「バスケット」を待つ列の混雑によるものではなかったと述べ、以下のように発言した。

※訳注2:食料品から衣類・家電まであらゆる商品を取り扱う、国営の大型スーパーマーケット。「レファーフ」は「福祉」の意味。

法医学的見地によれば、この男性が死亡した主因は心臓によるものであり、「商品バスケット」の受け取りを待つ列とは何の関係もない。

[…]

同司令官は、「商品バスケット」は各スーパーマーケットに十分な数だけ用意されていると述べ、こう付け加えた。

人々には、慌てふためいて「商品バスケット」の受け取りに殺到するようなことは謹んでいただきたい。そして、「商品バスケット」に関して、あらぬ噂が立つ原因となるような行動はやめてほしい。

■第三の犠牲者:SMSを受信した25歳の若者

三人目の犠牲者は、25歳の若者で、「商品バスケット」はもう受け取れないというSMSを見て、興奮状態に陥り、発作を起こした。彼はナン屋の徒弟であり、すぐに病院へ搬送され、入院した。喜ばしいことに、若者の容体は快方に向かっているが、このことが原因で2か月の自宅安静を余儀なくされた。

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(翻訳者:8400001)
(記事ID:32826)