カスピ海沿岸に豪雪(1):35 の救助チームが出動、11,000個のナンを届ける
2014年02月03日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメジャム・オンライン】赤新月社救難救助機構の出動担当副長官は、「[イラン北部カスピ海南岸の]ギーラーン州、マーザンダラーン州の大雪で、国内8州から合わせて35の救難救助チームが、上記2州へと向かった」と述べた。

ナーセル・チャルフサール副長官は、ファールス通信に対し、次のように述べた。

ギーラーン州、マーザンダラーン州の大雪ために、各都市を結ぶ幹線道路が遮断され、35の救難救助チームが、缶詰などの食料品を輸送・配給しているほか、道路で雪のために動けなくなった人たちの救出にあたっている。

チャルフサール副長官によれば、テヘラン州、アルボルズ州[州都はキャラジ]、ホラーサーン・ラザヴィー州、セムナーン州の特別支援チームが、今日昼からマーザンダラーン州に入り、さらに、アルダビール、ガズヴィーン、ハマダーン各州の支援チームがギーラーンに入り、人々の救助と支援にあたっているという。

同副長官によれば、とくに、ギーラーン州のソウメエサラーとマーザンダラーン州のトネカーボンの積雪がひどく、人々が家から出られないほどである。大多数の店舗はシャッターを閉めており、必要な食料を確保するすべもない状態だ。

同副長官は、さらに、こう付け加えた。

こうした状況下で救難救助チームは、これまでに6000個の缶詰と1万1000個のナンを雪に閉ざされた地域や村々に届けた。


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( 翻訳者:8400001 )
( 記事ID:32829 )