キャッルービー師、自宅に移される
2014年02月03日付 Mardomsalari 紙

 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのメフディー・キャッルービー師が昨夜、ジャマーラーン地区にある自宅に身柄を移された。

 メフディー・キャッルービー師の子息であるホセイン・キャッルービー氏はイラン学生通信とのインタビューの中でこの報道を確認した上で、「昨夜、メフディー・キャッルービー師が治安関係者とともにジャマーラーンにある自宅に身柄を移された」と述べた。

 同氏は「このための準備作業が10日前より始まっていた。そして昨夜、自宅への身柄の移動が実行された。現在、父は二階部分におり、治安関係者は自宅一階にある別のスイートルームに待機している」と付け加えた。

 同氏はさらに、「もちろん、治安的な側面〔=キャッルービー師が治安関係者の監視の下、軟禁状態に置かれているということ〕に関しては、以前と状況に変わりはない。ただ、居住地が自宅に変わっただけのことである」と続けた。

 メフディー・キャッルービー師が外部と連絡を取ったり、面会したりすることができるのかどうかについては、「父は衛星放送、インターネット、及び電話にアクセスすることはできない。ただし父は、イラン国営放送のテレビ番組の視聴はできる」と述べ、さらに次のように付け加えた。

以前なら数ヵ月に一回行われていた面会が、しばらく前からより定期的になり、1週間に一回面会できるようになった。今いる自宅でも、同じような状況になるだろう。もちろん、父の妻(ファーテメ・キャッルービー)には、そうした点での制約はない。

 同氏はメフディー・キャッルービー師の状況が改善されることに期待を表明しつつ、「〔‥‥〕もちろん、一部の治安的な雰囲気が改善される傾向は緩やかなものであり、多くを期待するべきではない。しかし私たちは、父とその他の友人たち〔=ミール・ホセイン・ムーサヴィー氏とその妻ザフラー・ラフナヴァルド〕の状況の改善を希望している」と語った。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:32851 )