ボスニア、政府への抗議運動広まる
2014年02月07日付 Yeni Safak 紙


サラエボで昨日始まり、今日も続いている抗議運動の中で、抗議者らは大統領府の建物の一階に火を放った。

抗議運動はボスニアヘルツェゴビナの北東にあるトゥズラ市の公務員によって始まり、国全土に広まった。首都サラエボの大統領府の建物の一階は抗議者によって火が放たれた。

サラエボで昨日始まり、今日も続いている抗議運動の中で、抗議者らは大統領府の建物の敷地に入った。警官隊は、群衆を建物に近づけないために広く一帯に厳戒態勢を敷いた。警察のバリケードをこえた一部の抗議者は、大統領府の建物に侵入し、建物の一階に火を放った。建物で火災が発生したので、治安部隊は群衆を規制し、抗議者たちを同区域から退去させた。群衆がその場所から離れた後、現場に到着した消防隊が大統領府の建物火災に対し消火活動を行った。

当局側は火事が建物の上層階に及ばず、鎮火の方向にむかっており、完全に鎮火するために消防隊が活動を続けていると述べた。

モスタルにおいても政府の建物が放火された。

一方、南部にあるモスタル市でも、スペイン広場に集結したデモ隊は、ヘルツェゴビナ=ネレトヴァ県庁舎前に張られた警察の非常線を突破し、建物へ火を付けた。抗議者らはその後モスタルの新市庁舎をも燃やした。群衆が警察の介入により一帯から離れると同時に、消防隊は消火活動を開始した。
また、今日は、抗議運動が最初に起こったトゥズラ市、ゼニトサ市でも、デモ隊は県関連の建物に放火した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:山口 南 )
( 記事ID:32870 )