農業博覧会AGRA ME:アラブの養殖漁業への大型投資の予想
2014年02月10日付 al-Hayat 紙

■アラブの養殖漁業への大型投資の予想

【ドバイ:シャフィーク・アサディー】

中東農業(アグラ・ミドルイースト)の展示会責任者を務めるリチャード・パヴィット氏は、中東地域において養鶏、畜産、養殖漁業、花卉栽培や造園、農業用の装置や道具、同部門に関係するもの全てに関する大型投資が始まると見て、養殖業について「中東において最も急速に成長している食品生産関連部門となっている」と明らかにした。

来る3月の25日から27日にドバイ国際会議展示場で開催される「中東の農業展」企画を告知する記者会見で、同氏は、「以前の19万4000トンから2011年の110万トンへと、過去10年で5倍に伸びた、中東の養殖漁業の生産能力の増大」に関して紹介した。

この展示会を主催する「インフォーマ・エキシビジョンズ」社は、サウジアラビアとオマーンが「GCCの農業部門への投資の新傾向の先端を行っている。また中東において魚の消費量が増加していることも、中東での食品生産関連部門での絶好の機会を利用するよう投資家たちを駆り立てる一因となっている」と強調した。

同社はサウジアラビアが声明で「この先の16年で養殖魚を100万トン生産する計画に106億ドルを投じる予定であるとしたこと、オマーンでは2020年までに魚類養殖施設の開発に13億ドルの投資が計画されている」ことについて指摘した。

また、アブダビに最大規模のチョウザメの養殖場を持つUAEでは、環境水利省との連携による数十億ドルの水産養殖事業の計画を、数カ月の内に明らかにするよていである。

(後略)

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( 翻訳者:角田幸穂 )
( 記事ID:32896 )