キプロス平和交渉、18か月ぶり再開
2014年02月10日付 Zaman 紙


キプロスで一年半の間停滞している包括的解決交渉は、キプロス島の双方の首脳が明日会談することにより再開される。

北キプロス・トルコ共和国 (KKTC)デルヴィシュ・エルオール大統領と南キプロスのニコス・アナスタシアディス大統領は中間地帯にある国連協議会本部で面会する。会談は11時半に始まり、国連総書記のキプロス特別代表リサ・ブッターハイムの立ち会いの下で実現する。交渉の前には双方とも慎重な形で話し合うが、顔を合わせた会談後に共同記者会見が行われることが見込まれている。共同会見では形成予定の二つの地域、二つの社会を有する、政治的平等に基づいた連邦政府の原則が述べられ、交渉は過去にそうであったように六つの主要議題のもと進められると見られている。

トルコ政府とギリシャ政府の協力によって始まった新たな交渉プロセスにはアメリカの協力もあったことが明らかにされ、特にアメリカが大々的に介入したことが注目を集めている。南キプロスのフィレレフテロス紙はオバマ政権が解決のためにアメリカ合衆国ジョー・バイデン副大統領を「動員」したと伝えた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:32905 )