2~3月には、アメリカ石油関係者らもイランを訪問:先んじるフランス、ドイツ
2014年02月10日付 Mardomsalari 紙

【マルドムサーラーリー・オンライン】フランスとドイツの石油・ガスメジャーとイランとの石油交渉が始まったのに伴い、今年のエスファンド月[2014年2月下旬~3月下旬]には、アメリカ合衆国の石油産業およびエネルギー経済の専門家や研究者、経営者らがテヘランを訪問する。

メフル通信によれば、石油関連の制裁のいくつかが漸次的に停止されることによって――たとえばそれは、石油化学製品のヨーロッパへの輸入の自由化や、国営石油公社、イラン国営タンカー会社(NITC)[※1]とイランの14の石油化学メジャーが米財務省の制裁ブラックリストから除外されることによって――民間部門との協同によるイランのエネルギー外交の新たな段階が始まったのである。

※訳注1:「イラン国営石油公社」の子会社として創設されたが、2009年に民間移譲された。

フランスの石油メジャー――トタル社、テクニプ社(Technip)ら―-とイランとの石油交渉が始まった後、ドイツの石油・ガス・石油化学メジャーとの交渉開始の秒読みが始まった。そして、フランスは、ヨーロッパ諸国ではじめて公式にイラン産ガスへの制裁を停止したのである。

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( 翻訳者:8400001 )
( 記事ID:32938 )