アンカラ地下鉄新路線開通へ
2014年02月13日付 Zaman 紙

バトゥケントースィンジャン間の地下鉄の初運行はアブドゥッラー・ギュル大統領、TBMM(トルコ大国民議会)のジェミル・チチェキ議長、タイイプ・エルドアン首相、スペインのマリアーノ・ラホイ首相、そして数多くの大臣の参加でもって実現した。

運転席に腰をかけたギュル大統領は警笛を鳴らし手を振りながら初運行を開始させた。ギュル大統領、ジェミル・チチェキトルコ大国民議会議長やタイイプ・エルドアン首相、スペインのマリアーノ・ラホイ首相、数多くの大臣を乗せた列車は式典が行われるハーリカラル・ディヤルに向かった。線路開通の式典において、ギュル大統領 は「少し前に、皆一緒にここへバトゥケントにある地下鉄で来た。今後は皆さんもこの地下鉄を毎日利用出来るようになる。道中、以前は苦痛に感じていた時間をこれからは感じなくなるであろう。イライラもしなくなるだろう。我が国の安定を守る過程において不必要な噂や喧嘩は、我々がそれらに関わらなかったこの10年のうちにどんなに大きな事業が行われても新たに生み出されていたことは誰の目にも明らかだ。」と述べた。
エルドアン首相はというと、会見で政府の事業について説明し、アンカラに閉じこもった政府ではないと弁明した。11年間に渡り無意味な議論もすべて避けてきたと語った。首相は以下のように述べた。「今、我々を不必要な議論に引きずり込もうと励んでいる者に呼びかける、無駄に争うな。我々をこの論争に引っ張り込むことは出来ない。我々の速度を落とすことも、妨害することも、国民のために貢献させないようにすることも出来ない。あなた方が何をしようと我々は職務を遂行し続ける。民族解放戦争(1919-1923)を開始し、指揮したアンカラを私は信じている。新たなトルコの独立闘争も極めて素晴らしい形で治めるであろう。」

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( 翻訳者:足利阿紀 )
( 記事ID:32941 )