村落地域での医者不足、深刻化
2014年02月06日付 Jam-e Jam紙

 イラン医療制度機構の理事長は、国内の村落地域に務める医師らがやる気をなくしつつあることに警告を発し、「国内の村落地域では、6000名の医師が務めているが、彼らが受け取る報酬額が極めて低いために、〔今年(3/21〜)に入って?〕2000名の医師が辞職した」と述べた。

 アリーレザー・ザーリー氏はメフル通信とのインタビューで、「84年〔=2005年〕から医師に支払われる報酬が一定化された。村落地域の医師に支払われる額は同年、極めて良好で、村落地域に行くのを医師らは互いに競ったほどだった。ところが残念なことに、86年〔=2007年〕以降、彼らへの報酬額の上昇率は極めて緩慢になり、ほぼ横ばい状態になってしまった」と付け加えた。

 同氏は、村落地域の医師が受け取る額は多くても〔月に〕150万トマーンから200万トマーン〔※現在の日本円で約5万円〜7万円〕だとした上で、「84年から86年までは、彼らに支払われる報酬額は適切なものだった。しかし徐々に、状況は逆転していった」と指摘した。

 同氏は村から医者がいなくなりつつあることに警告を発した上で、「我が国の村落地域に住む人の人口は2200万人であり、彼らの健康は極めて重要だ。こうした地域に医師がいなくなることは、イランの村人たちの健康にとって、危険なものとなり得る」と付け加えた。

 ザーリー氏は医療報酬額が〔物価などを勘案して〕現実的なものとなる必要があると強調した上で、「村医者の減少を食い止めるには、彼らが村落地域に残るためのインセンティブを増やす必要がある」と言明した。

 同氏は村落地域に医師が残るための手段として、村医者へのより高い報酬額の支払いと、彼らが必要とする便宜やサービスの提供を挙げた。

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(翻訳者:ペルシア語記事翻訳班)
(記事ID:32949)