イスタンブル金角湾地下鉄架橋線、開通
2014年02月15日付 Zaman 紙


金角湾地下鉄架橋線が開通し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も式典に参加した。エルドアン首相は式典で演説し、架橋の特徴に言及した。野党の責任にも言及したエルドアン首相は、この路線によってタクスィムからイェニカプへの移動が3分半になると述べた。

イスタンブル広域市によって進められている、シシュハーネ-金角湾地下鉄架橋線-イェニカプ線の開通式典には、エルドアン首相、カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市長や数多くの議員と市民が参列した。マルマライ線のイェニカプ駅で開催された式典でエルドアン首相は、この路線がイスタンブ ル市民にとって有益なものとなるように願った。

エルドアン首相はこの路線について話し、「この路線によって、イスタンブルは交通における歴史的な一歩をまた踏み出している。金角湾を通してシシハーネをイェニカプにつないだのである。3.5kmの距離であるこの路線は、ただ単にシシュハーネとイェニカプを結ぶだけではない。この線によって、サルイェルのハジュオスマンとイェニカプも、地下鉄で結ばれるのである。ハジュオスマン、タクスィム、ドルドゥンジュ・レヴェントやその他多くの駅を、乗り継ぎ駅のイェニカプとマルマライを通してギョズテペへ、マルテペへ、ウスキュダルへ、コズヤタウへ、カルタルへと結ぶのである」と述べた。

エルドアン首相は、ハジュオスマンで地下鉄に乗車した市民が金角湾をとおりイェニカプまで来られることを説明し、「ここからマルマライ線で向こう岸へ渡り、そこからもカルタルまでもいくことができる。もはやタクスィムとイェニカプはたった7分半だ。今日開通する路線は3分半で、3駅から構成される。この路線は、世界の地下鉄建設において最も実現が難しかった路線となった。何千年もの歴史を持つ地域で歴史遺産に損傷を与えずに、反対にわれわれは歴史を発掘しながらこの線を建設してきた」という風に話した。

エルドアン首相は、「歴史遺産に損傷を与えないように線路の結合に最先端テクノロジーを利用したと述べ、「騒音と振動を最小限に抑えた。イスタンブルの美しさにさらなる美しさを加える橋を、金角湾の上に架けた。橋の上にある駅のおかげで、イスタンブル市民は金角湾の、イスタンブルの美しさを目にすることだろう。また橋の上にある休憩所や娯楽施設を利用できるだろう」と述べた。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:吉岡春菜 )
( 記事ID:32977 )