MHPバフチェリ党首、「テープが偽物であることとを祈る」
2014年02月27日付 Milliyet 紙


バフチェリMHP党首は、エルドアン首相とその息子ビラル・エルドアンとの会話であると主張されている問題の音声テープに関して、「首相の息子と家族がこの問題に関わっていないことを望む。」と述べた。

デヴレト・バフチェリMHP党首はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とその息子ビラル・エルドアンとの間で行われたとされる電話での密談に関して以下のように述べた。「もし本当ならば恥を知れ。トルコをこのような状態にする必要は全くなかった。『(死体を包む)白い布に金を入れるポケットでもあるというのか』と首相は言ったが(死体を包む)白い布のどこにそんなに多くのドルを入れるというのか。」

バフチェリ党首はヨズガト県イェルキョイ郡で行ったスピーチでエルドアン首相が自身の政権を崩すために国内外の勢力が首相に関わろうとしていると主張したことを述べ、以下のようにつづけた:「この国内外の勢力が、つまりあなたが文句を言った人々があなたに政権を与えたのだ。どうしてこれを説明しないのか。」

■収賄は国を崩壊させる

立法上、行政上の権力はAKPとエルドアン首相の監督下にあると述べたバフチェリ党首はスピーチを以下のように続けた:「エルドアン首相は政権期においてミッリーギョルシュという装いを脱ぎ捨てた。その代りにエルドアン首相には新しい政治的装いが与えられた。つまりこの装いをした後、エルドアン首相においてこのようなねじれが明るみに出たのだ。」

バフチェリ党首は収賄の問題がトルコの一大ニュースになったことを述べ「収賄は一種の病気であり、国を崩壊させる壊疽である」と述べた。
バフチェリ党首は12月17日の朝に行われた逮捕とエルドアン首相そしてその息子ビラル・エルドアンとの間で交わされた会話であると主張される音声テープを思い出させ、以下のように述べた:

「イラン人のある子どもは4人の大臣を手中に収めたようだ、70万リラ分もの時計のプレゼントを持ってきた。エルドアン首相はこれについて調査をしなければならないにも関わらず見て見ぬふりをし、陰謀が企てられたこと、自身に向けられた恐怖に疑いを持っている。71日間に8000人の警察官、28人の県知事・ 検察官・裁判官の人事異動が行われた模様だ。

二日前にメディアの手に渡ったテープは編集された音声である。編集された音声を使って中傷していると、事件が起こっている。父と子の面会の始まりである。父は子に、やれ家にあるものをクリーンにしろだの、やれ叔父に、兄に送れだのと言う…つまりこの焦りを恐怖だと私は考えているのだ。どうかこのテープが偽物でありますように、首相の家族、息子がこの事件に関与していませんように。もしこれが偽物なら、法的措置がとられなければならない。これが正しいのならばエルドアン首相は恥を知るべきだ。トルコをこのような状態にする必要は全くなかった。集会では毎回白布でデモンストレーションを行っている。(死体を包む)白布にポケットがあるのか、と言っている。白布のどこにそんなに多くのドルを入れるというのか。」

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( 翻訳者:渡辺夏奈 )
( 記事ID:33089 )