ヌーリー=ハメダーニー「アボルファズル閣下の顔の描出は正当ではない」
2014年02月16日付 Jam-e Jam 紙
映画『ラスターヒーズ』のポスター(http://www.salamcinama.ir/news/191/より)
映画『ラスターヒーズ』のポスター(http://www.salamcinama.ir/news/191/より)

【タスニーム通信】アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーは清浄なるイマームたちや〔第三代イマーム・ホセインの異母兄弟の〕アボルファズル閣下、及び〔イマーム・ホセインの息子である〕アリー・アクバル閣下らの顔を描出することは正当ではないとの見解を示した。

 アーヤトッラー・ホセイン・ヌーリー=ハメダーニーは〔信徒からの〕ファトワー要求への回答の中で、アボルファズル閣下の顔の描出に関する自らの意見を表明した。

 マルジャエ・タグリード(シーア派の宗教最高権威)である同師は、映画『ラスターヒーズ(復活)』でアボルファズル・アッバース閣下やアリー・アクバル閣下といった人物の顔が描出されたことの是非を問う、信徒らのファトワー要求への回答の中で、こうした行為は正当ではないとの見解を示した。

 アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーは、次のように強調した。「こうした偉人の顔は、それが誰であれ、〔描き出されて〕世に広められるべきではない。こうした方々の神聖さは守られねばならない」。

 これより前、アーヤトッラー・アラヴィー=ゴルガーニーも預言者一族のイマームたちやアボルファズル閣下、その他のカルバラーの殉教者たちの顔を映画やテレビ・ドラマの中で描出することは正当ではないとの見解を示していた。

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:33122 )