外相、西洋のダブルスタンダードを批判:アシュトンの女性活動家らとの面会に対し(1)
2014年03月11日付 Jam-e Jam紙

アシュトンの女性活動家らとの非公式面会は外務省との調整なしに行われたものだった

・ザリーフ外相「このような行動はむしろプロパガンダ的、政治的なものであり、国民の疑念を強める」

・アンバールルーイー「アシュトンさん、なぜあなたは核の殉教者の遺族とは会おうとしないんだ?」

・エスファハーン生まれの3名の殉教者の母親、アシュトンに手紙「殉教者の花園に行って、サッダームに対する西洋諸国の惜しげもない支援がもたらした結末を見て欲しかった」

・ナルゲス・モハンマディー「私はアシュトンさんから正式な招待状をもらいました」!!


 〔EU安保・外交担当上級代表の〕キャサリン・アシュトン氏がテヘラン訪問の際に、〔イラン外務省と〕調整を経ずに行った非公式日程の一部に対し、イラン外相は「残念なことに、一部の西洋諸国は、むしろ政治的かつプロパガンダ的な目的をもって、このような行動を追求している。こうしたことは、意味のないこと、無益なことだと私は思う」と述べた。

 イラン・イスラーム共和国のモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、ジャーメ・ジャム紙との会見で、〔‥‥〕土曜日〔8日〕の夜にアシュトン氏が、88年の事件〔=2009年大統領選挙後の抗議運動〕で有罪判決を受けた前歴のある者1名を含む、数名の女性らと面会したことを、外務省は承知していたのかとの質問に対し、「外務省はこのような日程を組んではいない。したがって、外務省には何の情報もなかったし、この点について外務省に話はなかった」と答えた。

 外相はこの面会について、「私たちはこういった行動を前向きなものとも、有益なものとも思わない。西洋人たちの性向に対するイラン国民の疑念を強めるだけだと感じている。こうした行動は、〔西洋人の〕政治的偏向とダブルスタンダードな態度によるものだと思う」と強調した。

 外相はさらに続けて、「私も外国訪問時には、いつも同じようにしており、各層の人々や学界の人たち、エリートたちとの接触に日程の一部を充ててきた。しかし私たちは人々と交流するために、こういった日程を組むのであって、その裏に政治的意図は一切ない」と述べた。

 マルズィーイェ・アフハム外務報道官も、「このような行動は、イラン・EU関係の一助とはならない」と言明した。

 アフハム報道官は、今回の面会は人権という重要な概念に対する〔西洋諸国の〕政治的で恣意的かつダブルスタンダードな視点に立って行われたものだとした上で、「市民団体との接触は、内政干渉とみなされない限りにおいて、またその国の慣行や価値観が尊重される限りにおいて、外交上の日程の中に認められるべき事柄である」と説明し、さらに「まさにこの点について、在テヘラン・オーストリア大使館に対し、正式な申し入れがなされた」と述べた。

 しかし、これはアシュトン氏がテヘランで行った波紋を呼んだ面会への〔国内の〕反応の一部に過ぎない。一部の国会議員や政治活動家らも、各種メディアとの会見で、EU外交責任者の今回の行動に対して、批判の声を上げているのだ。

 これに関連し、シーラーズ選出の国会議員であるセイエド・ホセイン・ゾルアンヴァール氏は、タスニーム通信との会見で次のように述べている。「果たして、こうした理知的とは言えない振る舞いや願望は、双方向的な関係を前提としたものなのか。それとも彼らは〔一方的に〕『我々は世界の巨人だ。それゆえ、自分たちが望むことは何でも、自分たちのやりたいように行う権利がある』などと言っているのだろうか?」

 ゾルアンヴァール氏はさらに続けて、「こうしたことを続ければ、西洋に対するわが国民の不信感はより鮮明なものになるだろう。彼らの口実さがしには際限はなく、その都度何らかの問題を持ち出してくる、最初は核の問題、次に人権問題という具合である」と述べた。

つづく




本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:3413001)
(記事ID:33226)