釈放のクルド系BDP議員、HDPへ移籍
2014年03月14日付 Milliyet 紙

刑務所から出所した平和民主党(BDP)所属の国会議員4名が、主催された式典で議員記章を着用し国民の民主主義党(HDP)に移籍した。キュルクジュHDP共同党首は以下のように話した。「3月30日に向けてより力強い形で体制を整えて進んでいる。今回加わったメンバーは、HDPの未来にある種の示唆をしている。彼らの貢献により、来月以降にHDPは大きな一歩を踏み出すだろう。」

刑務所から少し前に出所したBDP所属国会議員のファイサル・サルユルドゥズ議員とセルマ・ウルマク議員、イブラヒム・アイハン議員、そしてギュルセル・ユルドゥルム議員の4名が、昨日(13日)イスタンブルで行われた式典を経てHDPに移籍した。4名の国会議員らはHDPに移籍した理由を、最近の政党に対する暴力事件の増加であると述べた。政治活動禁止がまだ続いているケマル・アクタシュヴァン県出国会議員は、事実上HDPの活動に登場することになるだろうということがわかった。

4名の国会議員らがHDPに移籍したことは、政党に大きな力を与えてくれるだろうと述べたキュルクジュ共同党首は、さらに以下のように述べた。「これはわれわれがトルコ政党であることを確定させることにおいても信頼を与えてくれる。この友人たちは非常に経験豊富な人物ばかりだ。ケマル・アクタシュ国会議員が刑務所で過ごした期間は、他の多くの政治家らの人生に値するほど長い期間だ。苦痛を伴うプロセスを経てやってきた友人らは、われわれに経験と良識、そして勇気といった多くの特徴をもってして貢献してくれるだろう。今回の移籍は、われわれに向けて企てられた暴力事件に対してクルド市民が出した一つの答えとしても読み取れる。最良の子どもたちを送り出しながら答えたのだ。3月30日に向けて、われわれはより力強い形で体制を整えて進んでいる。移籍した4名の国会議員らは、HDPの未来についてある示唆をしている。彼らの貢献により、来月以降にHDPは大きな一歩を踏み出すだろう。」

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:33230 )