AKP市長候補ユルドゥルム、イズミル湾の浄化を約束「ラクをゆっくり楽しもう」
2014年03月16日付 Radikal 紙

公正発展党(AKP)のイズミル市長候補であり、前交通大臣のビナリ・ユルドゥルム氏は、テキルダーではラク(トルコの蒸留酒)工場が2ヵ所から18ヵ所に増えたという話題を上げながら、「イズミル湾岸でラクを飲む市民が、湾の匂いに鼻をつまむことのないよう、湾をきれいに浄化します」と約束した。

AKPのイズミル市長候補ビナリ・ユルドゥルム氏はイズミル市民のライフスタイル向上に向け、湾岸浄化、交通の利便性を高めること、そして障害者を暮らしやすさ、に取り組むと述べた。同候補は、イズミル市民が鼻をつまむことなくラクや魚を楽しめるよう、10年間清掃されていなかった湾岸を浄化すると述べた。ユルドゥルム候補は、「イズミルに貢献するために立候補しました。われわれの目標はイズミルを世界に開くことです。イズミル市長となったあかつきには、みなさんが不満を感じている問題を解決します」と述べた。

ユルドゥルム候補は3月17日月曜日、エルドアン首相により開港されるアドナン・メンデレス空港国内線新ターミナルにおいて、生放送のテレビ番組に生出演する。

■「テキルダーではラク工場が2ヵ所から18ヵ所に」

ユルドゥルム候補は、共和人民党(CHP)や地方自治体によってイズミルのライフスタイルや個人の自由にAKPは干渉するであろうという懸念が生み出されていると主張し、次のように続けた:
「未熟さを覆い隠すためにイデオロギーが上手く使われていますが、イデオロギーではお腹は膨れません。イスタンブルには、ニシャンタシュ、ベイオール、チチェキ・パサジュがあります。イスタンブルでのライフスタイルはイズミルとどう違うのでしょう?ラクを飲んだり、魚を食べたり、外に出かけて楽しんだりすることに、違いがあるでしょうか?テキルダーではかつて2ヵ所だったラク工場は、現在、われわれの時代に18ヵ所に増えたそうです。彼らは貢献できないのに、人工的な問題を作り出すことに非常に長けています。(世間では)『ヒ素や毒薬を飲んだとしてもAKPには投票しない』と叫ばれ、そんなキャンペーンがおこなわれています。しかしそのキャンペーンは論理的な説明のない、ただのその場の心理的な雰囲気の結果にすぎません。」

■「イズミル湾浄化で鼻をつままずラクを楽しもう」

ユルドゥルム候補はイズミルでのライフスタイル問題に「立ち向かう」ために話題にさまざまな手段を用いると明かにする。「私はライフスタイル向上に取り組みます。どのように?イズミル市民がより心地よく暮らすこと、湾岸でラクを飲み魚を食べる市民が、悪臭に鼻をつままずにすむよう尽くします。湾岸をきれいにするのです。他に私が干渉することはありません。自宅でできないような行為をイズミルでできるわけありません。われわれの間にある「違い」はわれわれの豊かさです。イズミルはその豊かさにおいて突出している都市であり、共生文化を最も良く知っている都市でもあります。
イズミル女性は非常に大きな自信を持っており、イズミルには多くの長所や多様性があるのです」と語った。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:33239 )