国連特別報告官のアフマド・シャヒードによる新たな報告書が発表されたことを受け、イラン・イスラーム共和国は〔シャヒード報告官による〕情報の収集方法を批判した上で、この報告書は恣意的であると指摘、「この報告書でインタビューの対象となった者たちは、重大犯罪の容疑者らである」と強調した。
イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、74ページからなるアフマド・シャヒードの報告書の内容は、オランダやドイツ、フランスに在住のイラン人72名、及びトルコならびにイランに在住のイラン人61名とのインタビューから構成されているとのことである。
別の言い方をするならば、アフマド・シャヒード報告の基礎部分は、イランに全く居住していない人物とのインタビューが主となっているということだ。
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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:33313 )