レバノン:民間防衛隊員による座り込み
2014年04月08日付 al-Hayat 紙


■レバノン:民間防衛隊員たちによる座り込み

【ベイルート:本紙】

昨日(7日)民間防衛隊員問題に関する様々な要求が見られた。明日(9日)の立法議会に先がけて、隊員たちは複数の地域で彼らの安定における権利を要求しながら座り込みを行った。また、昨日彼らが明らかにしたところによれば、自由参加の座り込みはベイルートの・ラムラ・バイダー海岸で行われ、テントが設営されたという。彼らは、この行動は「挑戦ではないとし、座り込みではなく「活動」だ。」とみなしている。そして、[ボランティアとして民間防衛活動に参加する]隊員たちの苦境について「多大な犠牲を払っているにもかかわらず最も単純な権利さえ剥奪されている」と述べた。

ベッカー北部とヒルメルの隊員たちはヒルミル政府庁舎前で一時交通を遮断し、バアルベック南部の入口付近の国道を閉鎖した。

民間防衛の退職者とボランティア隊員たちは、その訴えの中で、三人の国家代表(大統領、首相、国会議長)とヌハード・マシュヌーク内務大臣に対して、「国会総合委員会に提起された民間防衛保護草案を明日に予定されている会議で承認すること」を要求した。彼らは「国会が数ヶ月にわたり協議し、全会一致で承認したことをふまえ、この草案が、承認に際して政治的な迷路に迷い込むことがないよう」望んだ。

この活動は、マシュヌーク氏に、一昨日(6日)の夜、国会事務局と連絡をとることを促した。同氏はこの連絡の中で、先週の水曜日の国会審議の中で、自らの要求により撤回した民間防衛法に関する彼のコメントを協議する準備があることを伝えた。

マシュヌーク氏は、「ボランティア隊員、職員、賃金所得者の権利は法の下で全て保障されている。そこには国庫と全民間防衛団体メンバー双方に対する公正さを実現することも含まれる」とした。


[訳注]レバノン民間防衛は内務省管轄下の公共機関で主として非常時の医療関連業務に携わる。

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( 翻訳者:小原美寿佳 )
( 記事ID:33436 )