サウジ人女性の70%が月収1500リヤル以下
2014年04月09日付 al-Hayat 紙

■1500リヤル以下…サウジアラビア人女性の70%の月収

【リヤード;ムハンマド・ムシーティー】

ハーリド国王基金機構の調査「サウジアラビア社会における女性の貧困、その特徴と特性」によると、サウジアラビア人女性の70%は、月収が1500リヤル以下であることがわかった。一方、サウジアラビア人女性の23%が月収平均1500~3000リヤル、4.5%が月収3000~4500リヤルである。また、月収4500リヤル以上のサウジアラビア人女性の割合は1.4%に達する。

サウジアラビアの13の行政区の3865人の女性を対象とするその調査では、20歳未満の女性の約16%が「読み書きできない」が、53.7%は高校に就学していることがわかった。また、30代の女性で読み書きのできない者の割合はサウジアラビア人女性の13.4%を占めるが、16.7%は大卒である。

さらに調査結果では、40代で読み書きのできないサウジアラビア人女性の割合は23.8%で、大卒は6.7%であること、50代で読み書きのできないサウジアラビア人女性の割合は52.2%に達することが明らかになり、その割合が非常に高いことが示されているが、この中で大卒者の割合はサウジアラビア女性全体の1.2%である。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:西村早奈恵 )
( 記事ID:33447 )