「腎臓売ります!」:通りの壁に提供者情報
2014年04月06日付 Mardomsalari紙

【同紙14面】臓器ブローカーらは、腎臓疾患の患者が多く行き来するいくつかの通りの壁に、独自の方法で表を書き、腎臓の売買市場の調整を行ってきた。ISNA(イラン学生通信)によれば、腎臓病患者の支援協会が位置する通りのとある壁に書かれた表には、腎臓を売りたいという者の名前と電話番号が書かれている。

また、ホセイニー文化通りでは、こうした表に、名字と血液型、腎臓の売却希望者の電話番号の欄がある。この通りは、腎臓病患者の支援協会に向かう、腎臓移植を必要とする患者が多く通行する通りであるため、何年も前から、ホセイニー文化通りのあちらこちらの壁は、腎臓を売ろうとする者たちが情報を書き残す場所となっていた。

腎臓病患者支援協会の広報担当者ダーリユーシュ・アールマーンは、これについて、ISNAに以下のように語った。

これらの行為[腎臓の売買に関する情報交換]は、当協会とは一切関わりのないことだ。腎臓病患者支援協会は、腎臓提供に関連して利潤を求めるようないかなる行為も否定する。

同時に同協会のモスタファー・ガーセミー会長は、生体ドナーによる腎臓の売却の条件と制限に言及し、こう述べた。

腎臓提供者は、家族にも腎臓病疾患の病歴があってはならない。また、家族の同意と、結婚している場合には配偶者の同意がなければならない。

これらの表は、腎臓病患者が多く通行する通りの壁に書かれたものであるが、保健省や腎臓病患者支援協会、この地区の市庁舎の担当者らは、監視の強化により、臓器ブローカーらの暗躍が阻止され、また、これらの壁の情報交換が臓器ブローカーらの目にできるだけ留まらぬようにと期待している。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:8400001)
(記事ID:33464)