ザーヘダーン検事「国境警備兵の解放で取引は行っていない」
2014年04月07日付 Jam-e Jam 紙

【ジャーメ・ジャム・オンライン】ザーヘダーン一般革命検事はザーボル検事テロ事件の犯人らへの死刑判決が最高裁で支持されたことを明らかにし、また国境警備兵の解放については「国境警備兵の解放に対して、いかなる取引も、いかなる囚人の釈放も行われてはいない」と述べた。

 モハンマド・マルズィーイェ氏はザーボル検事テロ事件の最新状況について、「ザーボル検事だった殉教者ヌーリーへのテロに関与した3名の主犯に関する一件は、起訴状が出された後、ザーヘダーン・イスラーム革命裁判所に送られた。裁判所での最初の公判はエスファンド月5日〔西暦2月24日〕に、2名の殉教者の家族と被告人の国選弁護人が出席する中で行われた」と述べた。

 同氏は「本件の審理後、《神への反逆行為》の罪に問われていたザーボル検事テロ事件の犯人3名に対する判決が下り、死刑が言い渡された」と付け加え、さらに「判決が通知された後、被告らは刑罰に不服を申し立て、本件は最終審理のために最高裁に送られた。最高裁の判事らは事件ならびに判決を検討し、一審の見解を支持した」と指摘した。

 マルズィーイェ氏はその上で、「3名の死刑囚への判決は近く執行されるだろう。この事件のその他の容疑者の容疑についても、裁判所で審理が行われる予定だ」と続けた。

 今年〔※「昨年」の間違い〕のアーバーン月15日〔西暦2013年11月6日〕7時45分、ザーボル検事のムーサー・ヌーリー氏が乗った乗用車が銃撃される事件が起きた。この事件で、ザーボル検事は運転手とともに殺害された。取り調べで、容疑者らは麻薬関連の事件で捜査を行っていたことを理由に、故ヌーリー氏を殺害したと供述した。

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:33524 )